これぞ東京五輪世代のエース!小川航基が公式戦初弾からハット達成、磐田を今季ルヴァン杯初勝利に導く
ゲキサカ / 2017年4月26日 21時6分
[4.26 ルヴァン杯GL第3節 磐田 3-1 FC東京 ヤマハ]
ルヴァン杯は26日、グループリーグ第3節を行った。ヤマハスタジアムでは、A組のジュビロ磐田とFC東京が対戦し、東京五輪世代のエースストライカーFW小川航基の公式戦初ゴールを含む3ゴールなどで磐田が3-1で勝利。今季ルヴァン杯初勝利を飾った。
試合は前半11分に動く。磐田は右サイドからのクロスをMFアダイウトンがヘディングシュート。GK大久保択生が弾いたボールを小川航が左足で押し込み、先制点。プロ初ゴールとなった小川航は渾身のガッツポーズで全身で喜びを表現した。
1点を追う展開となったFC東京は前半14分、MF高萩洋次郎のロングフィードで抜け出したFW阿部拓馬がPA右から右足を振り抜くも、GK志村滉のセーブに阻まれる。徐々にFC東京が主導権を握り始めたが、18分にPA内でアダイウトンを体で止めてしまったGK大久保が一発レッドで退場。MFネイサン・バーンズとの交代で、トップチーム初のベンチ入りとなった18歳GK波多野豪が急遽出場となった。
PKを獲得した磐田は、キッカーの小川航が冷静にゴール右隅に蹴り込み、2-0とリードを広げる。前半26分には、ゴール正面右でFKを与えてしまい、MF中島翔哉のシュートがGK志村の逆に飛んだが、左ポストに助けられる。31分には、MF上田康太の浮き球パスに反応した小川航がPA右から右足シュートを放ったが、GK波多野の手を弾いてクロスバーを叩いた。
後半も数的優位をいかして攻め込む磐田。迎えた後半17分、上田がPA手前から放った左足シュートは相手に当たってコースが変わったが、これが小川航につながり、巧みなトラップから左足シュートを決め、3-0。小川航が公式戦初ゴールからハットトリックを達成した。27分には小川に代わってFW齊藤和樹、35分にはアダイウトンに代わってMF針谷岳晃をピッチに入れた。
FC東京は後半38分に決定機。中島のスルーパスで完全に抜け出したFWピーター・ウタカがGKと1対1の状況から左足を振り抜いたが、惜しくも左ポストを直撃。それでも41分、中島の左CKからDF吉本一謙が押し込み、一矢報いたが、試合は1-3でタイムアップ。FC東京はルヴァン杯2連勝とはならなかった。
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