[Rookie League]日大藤沢MF田場クリスティアン、全国3位時のエースである兄の成績を「自分の力で塗り替えたい」
ゲキサカ / 2017年4月30日 6時37分
[4.29 Rookie League A Group第1節 静岡学園高 2-1 日大藤沢高 時之栖裾野G]
兄超えを目指して高校生活をスタートした。日大藤沢高はこの日、右のMF布方叶夢と左のMF田場クリスティアンの両翼を中心に静岡学園高ゴールへ迫り、後半7分には田場のチャンスメークからMF柏木舜太郎が先制点。終盤の2失点によって逆転負けしたものの、昨年の開幕戦で6点を奪われた静岡学園を十分に苦しめた。
左サイドからゴール方向へ向かうドリブルでチャンスに絡み、シュートも放った田場の兄は、3年前に日大藤沢が初の全国高校選手権4強入りした時のエースで“日藤のマラドーナ”の異名を持っていたFW田場ディエゴ(現国士舘大)。「違う高校ではなく、兄と同じ高校を選んで、兄の大会の成績を自分の力で塗り替えたいと思った」という理由で日大藤沢へ進学したという田場の持ち味は相手を抜く、逆を取るドリブルだ。
圧倒的なテクニックを誇った兄から「ビビんないで仕掛けろと言われる。まだメンタルの弱いところがあるので」というMFは、周囲を活用するシーンも多かった。ドリブルで抜き去るまでボールを持ち続けた兄とは違うような一面も見せたが、本人は個で行けるところで「ちょっとビビって周りを使ってしまっている部分がある」と分析しており、テクニック、強気に仕掛けて行く部分、またパスも入れながら自分の力を最大限に発揮する部分は、課題としてこれからもっと磨いて行くつもりでいる。
「個人的にはまだボールロスが多くて、仲間の守備に負担をかけてしまったりしているので、ボールを持った時はもっと責任感持って絶対に点に繋げないといけない。今回は1点しか絡めなかったんですけど、次の試合からは3点とか圧勝できるようにやっていければなと思います」
目標は全国3位だった兄を越えて「日本一」。そのために兄の時代から年々レベルが上がってきていると言われるチームメートたちとともに努力し、目標を達成する。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
2017 Rookie League特集ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
[関東 ROOKIE LEAGUE]日大藤沢が開幕戦で3発快勝。市立船橋はボールを保持して攻めるも、黒星発進(33枚)
ゲキサカ / 2024年4月25日 12時27分
-
[関東 ROOKIE LEAGUE]FW飯島陸に憧れて大阪から前橋育英へ。FW立石陽向が2試合連続2発でAリーグ得点ランク首位に
ゲキサカ / 2024年4月22日 23時26分
-
[関東 ROOKIE LEAGUE]市立船橋は急造CBのMF福田一平が得意のボール奪取やビルドアップで健闘
ゲキサカ / 2024年4月22日 21時54分
-
[MOM4666]日大藤沢MF中村龍剛(1年)_成長した守備と得意のスルーパスを表現。“憲剛の息子”ではなく、「中村龍剛を評価されるために」
ゲキサカ / 2024年4月21日 4時9分
-
[関東 ROOKIE LEAGUE]「来れない子たちのためにも」全体で戦った日大藤沢が市立船橋撃破。U-16日本一へ、開幕白星
ゲキサカ / 2024年4月21日 2時36分
ランキング
-
1【ロッテ】佐々木朗希、自己最多123球も6回途中5失点で今季2敗目「思うように投げられなかった」…自己ワースト5四球
スポーツ報知 / 2024年5月10日 22時26分
-
2【ロッテ】連勝は4でストップ エスコン初先発の佐々木朗希が自己最多123球も6回途中5失点で今季2敗目
日テレNEWS NNN / 2024年5月10日 21時13分
-
3【新日本・BOSJ】開幕前日にトロフィーが壊れる非常事態 高橋ヒロムとエル・デスペラードも激怒
東スポWEB / 2024年5月10日 21時41分
-
4宮城大弥 左大胸筋損傷で登録抹消 オリファン衝撃「終わったな…」「由伸、福也戻ってきて」と落胆の声
iza(イザ!) / 2024年5月10日 16時28分
-
5村上佳菜子「大事な弟」宇野昌磨の引退発表にエール…「お疲れ様だよ!」「命かけてお互い練習してきた」
スポーツ報知 / 2024年5月10日 10時42分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください