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中3日の再戦、清水はDF角田のPK献上から崩壊…クリスラン5戦5発の仙台がリーグ5戦ぶり白星

ゲキサカ / 2017年4月30日 15時47分

FWクリスラン(中央)が2ゴールの活躍で勝利を導いた

[4.30 J1第9節 清水0-3仙台 アイスタ]

 ベガルタ仙台が敵地で清水エスパルスを3-0で下した。今季最多タイの3得点を挙げ、J1第4節・柏戦(1-0)以来5試合ぶりの白星。敗れた清水は3試合勝ちなし(2分1敗)となった。

 両チームは26日にユアテックスタジアム仙台で行われたルヴァン杯のグループリーグ第3節でも対戦。直近の公式戦であるJ1第8節から仙台が9人、清水が11人の先発メンバーを入れ替えた一戦は、仙台が3-1と逆転で制した。

 中3日で迎えた再戦は、互いに温存していた主力メンバーに戻して臨んだ。清水は第8節・川崎F戦(2-2)からのスタメン変更はなし。その試合でJ1通算2万ゴール目を挙げたMF金子翔太と、チームトップの4得点を記録しているFW鄭大世が2トップを組む4-4-2の布陣で、リーグ戦3試合ぶりの勝利を狙った。

 一方、リーグ戦4試合未勝利(1分3敗)の仙台は、第8節・広島戦(3-3)から先発1人を変更。MF佐々木匠に代わってMF梁勇基が3試合ぶりにスタメン起用され、3-4-2-1の2シャドーの一角を務めた。また、ボランチのMF三田啓貴はこの試合でJ1通算100試合出場を達成。3バックの中央に入ったDF平岡康裕は、プロ入りから計9シーズンを過ごした清水との古巣対戦となった。

 両チームともディフェンスから入る堅い展開の中、優位にゲームを進めたのは清水。コンパクトな守備で相手の攻め手を封じ、サイド攻撃を中心にゴールへ迫った。清水にとってリーグ戦での仙台戦は、2015年10月17日に行われたJ1第2ステージ第14節以来。この試合で0-1の完封負けを喫してJ2降格が決定しており、当時の悪夢を振り払うように仙台を攻め立てた。

 前半2分にPA手前右からの直接FKでMF野津田岳人がゴールを脅かすと、同14分には右CKのこぼれ球にPA手前中央のMF六平光成が反応し、右足の強烈なハーフボレーでゴール右を狙ったが、いずれも得点には結びつかず。さらに同24分、素早いリスタートから左サイドを抜け出した金子が、PA外に飛び出したGKシュミット・ダニエルのイエロカードを誘発。これで獲得した左45度のFKから鄭大世が右足でパンチのあるシュートを見舞ったが、ゴール右外にそれた。

 仙台も相手の攻勢に耐えつつ、隙を突いてチャンスを創出。前半33分にFW石原直樹のワンタッチパスをPA内中央で受けたFWクリスランが左にずらしてコースを作り、左足でグラウンダーのシュート。しかし、2015年から2シーズン仙台でプレーしたGK六反勇治にセーブされた。あとひと押しが足りない清水も同43分、MF白崎凌兵の左クロスを起点にゴール前のMF枝村匠馬と金子が立て続けにシュートを放つが、いずれも阻まれ、前半はスコアレスで折り返した。

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