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「ボールボーイがプレー時間を短くする」タイの日本人GKが明かす

ゲキサカ / 2017年5月3日 0時13分

タイ4部でプレーするGK中村隼(写真はU-19日本代表時代)

 タイ4部相当のノンタブリーFCに所属するGK中村隼が2日に自身のブログ(https://ameblo.jp/hayatoofficial/)を更新し、タイリーグでの近況を報告した。

 中村は昨年11月に児童ポルノ転載の容疑で逮捕され、当時所属していたモンテディオ山形との契約を解除。その後、略式起訴の上で罰金30万円を納付したことで釈放され、今年3月3日にはノンタブリーFC加入を発表していた。

 新天地へ移って約2か月が経った中村は、「もったいない負け!」と題したブログで逆転負けを喫した試合を振り返り、自身が感じるタイリーグの特徴についても言及した。

「タイの試合の特徴として少しだけ話しますとタイのどこのカテゴリーでも同じですが、後半30分頃からサボる選手が出始めて切り替えが遅くなり、後追いとなってプレッシャーに行ったところで全て剥がされます。そして切り替えが遅いことにより中盤のところがスカスカになり両チームカウンターばかりするようになってきます。これは見ている人からすれば決定的なプレー回数が増えて楽しかもしれませんが、プレイヤーとしては一番困るところです」

「あとは審判のクオリティー、日本であればファウルの判定は年々厳しくなってきていると思いますが、タイの場合は基本倒れればファウルですのでタイの試合ではすぐにファウルになってしまいます。さらにアウェーで相手の勝っている場合の自分のゴールキック、相手FKの時にはボールボーイからのボールもなかなか出てきませんし、出てきても弱いボールで転がしたりとプレーする時間が短くなるのが特徴です」

 タイ特有の試合展開や主審の特徴、さらに日本よりも大胆に自チーム贔屓をするボールボーイにまで話が及んだ中村だが、「しかしこの特徴は短い期間で変わるものではないと思うので僕はこの中でプレーをしなければいけないのです、もっと早く切り替えてくれと言ったところで変わらないと思います、それなら人に頼るのではなくもっと自分が上手くなれば失点もしなくなる、もしPKも自分が止めれば勝っていたのかもしれないですし、そのために僕は外国人助っ人としてプレーしているのですから!!」と現状を受け入れ、この壁を乗り越えていく決意を語っている。

「海外では自分がプレーするところが評価されるようなのでいくら人を動かせたからと言ってそれが直接的に評価されるわけではないようです。(もちろんチームにはプラスにはなりますが)なので極論自分が全て止めればいい、そのためにもさらにうまくならないといけない!!!次の試合はさらにいいプレーができるように頑張ります!」

 また、中村はブログの最後で「開幕8年ぶりの勝利で調子の良かったモンテディオ山形も2連敗しているようなのでこのGWもう一度いい流れを作れるようにサポーターの皆さんで応援お願いします」と、迷惑をかける形となってしまった古巣への気遣いも見せた。

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