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闘莉王は名古屋サポにも深々一礼…注目決戦、J2でも豊スタに史上2位の観衆

ゲキサカ / 2017年5月3日 19時16分

名古屋グランパス対京都サンガF.C.は1-1のドローで終了した

[5.3 J2第11節 名古屋1-1京都 豊田ス]

 豊田スタジアムで行われた名古屋グランパス対京都サンガF.C.の一戦は、1-1の引き分けに終わった。

 2位名古屋と17位京都の対戦。開幕前の予想ではともにJ1昇格を争うライバルと見られた両チームの一戦、そしてゴールデンウィークの注目カードに、リーグ戦では豊田スタジアム史上2番目となる3万6755人のサポーターが詰めかけた。

 前節の群馬戦で4発快勝し、3戦ぶりの勝利を挙げた名古屋だが、その試合でFW永井龍とDF内田健太が負傷。FW佐藤寿人も故障欠場が続いており、主力に故障者が出始めている。

 一方の京都はDF田中マルクス闘莉王が4月15日の愛媛戦で復帰。いきなりハットトリックの活躍を見せると、3戦連続ゴールでチームは3戦負けなし。FWとしての先発が続くなど、最前線からチームを引っ張っている。

 またこの試合は闘莉王にとっては昨年まで在籍した古巣との一戦。京都には名古屋在籍経験者が多く所属しており、この試合も闘莉王を含め4人(DF本多勇喜、DF石櫃洋祐、FW小屋松知哉)が先発。ベンチにもMF望月嶺臣が座った。

 立ち上がり、気持ちよく入ったのは名古屋だった。前半7分にはゴール前左でFKを獲得。MF田口泰士が直接狙うと、弾丸シュートはGK菅野孝憲の好守にはばまれたが、京都ゴールに迫った。

 しかし京都もハイプレスを仕掛けるなど、名古屋にプレッシャーをかけてゲームの流れを引き寄せる。前半27分にMFハ・ソンミンが左足を痛めて負傷交代するアクシデントはあったが、徐々に名古屋陣内でゲームを運ぶ時間を増やしていく。

 すると前半40分、京都がスコアを動かす。ゴール前でFKを獲得すると、FWケヴィン・オリスが味方選手に預けて位置をずらす。壁に入った名古屋の選手が前に出た隙間をケヴィン・オリスのシュートが射貫くと、GK楢崎正剛も弾道を見送るしかなかった。

 ビハインドで折り返した名古屋は後半から今季初先発だったMF田鍋陵太を下げてFWフェリペ・ガルシアを投入。FWシモビッチとの2トップにして、FWで先発していたFW杉森考起を左MFに落とした。そして後半11分にはその杉森を下げてFW杉本竜士を投入して同点弾を目指す。
 
 しかしなかなかゴールネットは揺らせない。後半13分のDF宮原和也のミドルシュートは左ポストを直撃。跳ね返りが菅野に当たったがそのままゴールラインを割った。同24分には田口のシュートがDFに当たってゴールに向かう。だがこれも菅野にポストに顔面をぶつけながらもボールをかき出され、ゴールを決めることは出来なかった。

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