[MOM436]東洋大FW小澤裕太(1年)_Bチームスタートのルーキー、出場2戦目で大学初ゴール
ゲキサカ / 2017年5月24日 11時36分
[5.3 関東大学1部L第3節 日本体育大1-3東洋大 江戸陸]
ただただ「嬉しかった」。それ以上の言葉が出てこないほど、安堵と喜びでいっぱいだった。東洋大のルーキーFW小澤裕太(1年=千葉U-18)は第3節の日本体育大戦(3-1)でダメ押しの3点目を記録。大学リーグ初ゴールはチームにとっての今季1部初勝利を決定的にした価値あるもの。試合後、小澤は「ただただ素直に嬉しいです。勝てて、本当に嬉しい」と繰り返し、声を弾ませた。
ジェフユナイテッド千葉U-18から東洋大へ進学。当初はBチームでのスタートだったが「やることは自分では分かっていて、嬉しさもありましたけど、それでもびっくりでした」と言うように、開幕翌週の天皇杯による中断期間にAチームへ“緊急昇格”。第2節の筑波大戦で途中出場すると、大学リーグデビューを果たした。トップチームのメンバーとともにプレーしたのは筑波大戦がほぼぶっつけ本番という状況下、自身の持ち味を出そうと必死だったという。
筑波大戦から中2日で迎えた日本体育大戦。アクシデントで小澤に出番はやってくる。0-1の前半30分過ぎに10番を背負うFW小堀将人(4年=八千代高)が左足首を負傷。プレー続行不可となり、呼ばれたのはルーキーだった。
「さすがにあの時間帯での交代はびっくりしましたし、アップも少ない時間で上げました。正直、驚きが大きすぎて試合への入りは悪かったです」。ピッチへ入ったあとはなかなかボールに絡めずにいたが、チームは前半終了間際に同点弾。1-1で前半を終えた。
後半に入り、徐々に持ち味を出し始めると、積極的にボールを追うなど守備面でもチームへ貢献。また芝の影響でロングボールが増える中、フィジカルを生かしてセカンドボールを拾った。東洋大は後半22分にCKの流れから2-1と逆転に成功。昨季インカレ準優勝の日体大を相手にリードした。
そして後半31分に小澤が仕事を果たす。MF高橋宏季(3年=FC東京U-18)の左CKをFW坂元達裕(3年=前橋育英高)が頭で落とし、相手GKがパンチング。詰めていた小澤が右足で押し込んだ。3-1と2点差に広げるとそのまま逃げ切った東洋大は1部昇格後、3試合目にして初勝利を手に入れた。
「うまく達くん(坂元)が折り返してくれて、どこにこぼれるかを狙っていたので。それでうまくゴールに入れられたので良かったです」と振り返るルーキーは「フィジカルを生かして、前線で起点になったり、一番(やるべきこと)は得点を奪うこと。そのための動き出しを意識しています」と話した。1年生ながらピッチへ立つことへの責任感もあったようで、勝利へ貢献できての安堵の表情でいっぱいだった。
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