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[関東]流経大がダービー制して3連勝!三笘退場の筑波大は202日ぶりの公式戦黒星

ゲキサカ / 2017年5月6日 21時0分

 すると後半13分に流大が追加点。左サイドからDF小池裕太(3年=新潟U-18)がドリブルで持ち込むと、PA内にはジャーメインも詰めるなか、迷うことなく左足を一閃。相手DFに当たりつつも、ネットを揺らした。2-0と差を広げる。

 数的不利という状況に加え、2点のビハインドを追った筑波大は後半20分に北川とMF長澤皓祐(3年=FC東京U-18)に代わり、中野とMF西澤健太(3年=清水ユース)を入れる。この交代で流れを変えたいが上手くはまらない。後半26分にはMF浅岡大貴(4年=JFAアカデミー福島U18)の素早いリスタートから中野が飛び出すが、わずかに合わず、時間は過ぎた。同34分にはDF野口航(4年=大津高)に代え、MF高嶺朋樹(2年=札幌U-18)を入れる。

 余裕を持ってゲームを進める流大は後半29分にも決定機。敵陣で奪ったジャーメインが右サイドから持ち込み、中へ折り返す。ファーに走り込んだFW森永卓(4年=流通経済大柏高)はGKと相手DFと交錯。シュートでは終われなかった。それでも後半37分、ハーフウェーライン付近でこぼれたボールにジャーメインが反応。一瞬の抜け出しでDF鈴木大誠(3年=星稜高)を置き去りにすると、圧巻のスピードで切れ込み、左足を一閃。丁寧なシュートはネットを揺らした。3-0と試合を決定付けた。

 突き放された筑波大はMF鈴木徳真(3年=前橋育英高)が果敢にシュートを狙ったほか、右CKから小笠原がヘディングシュートを放つ。いずれも枠を捉えていたが、GKオビ・パウエル・オビンナ(2年=JFAアカデミー福島)の好セーブに泣いた。後半44分には西澤の直接FKでなんとか1点を返すも、そのまま試合は終了。3-1で流大が今季二度目の“ダービー”でリベンジを果たした。

 リーグ開幕黒星スタートとなった流大だったが、3-1の勝利でこれで3連勝。中野監督は「今年はどの大会も筑波大と流大が優勝を争うと私は思っている。負けから入りましたけど、これで3連勝。ホッとしました」と笑顔。「常に優勝を意識して、そういう順位でやっていけることは大切」と語った。
 
 一方、天皇杯予選なども含む公式戦では、12勝2分で10連勝中だった筑波大。昨年10月16日に行われた関東大学リーグ第18節・順天堂大戦(0-1)以来となる、実に202日ぶりの黒星を喫した。

(取材・文 片岡涼)●第91回関東大学1部L特集

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