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[MOM438]流通経済大DF小池裕太(3年)_鹿島・特別指定解除を乗り越え、3年目で見せる真価

ゲキサカ / 2017年5月24日 11時36分

「自分が特別指定だからなど、甘えた部分があった。コーチの言っている通りだなと。ここで本当にしっかりやらないといけない。いい加減に自分も変わらないとだめだなと。そう感じ始めました」。長い時間を要したが、真摯に向き合ってくれた指導者陣との“対話”のなかで堅く凝り固まっていたものがほぐれていった。ようやく目前のことのみに集中できるようになった。

 ピッチへ戻った小池は、流通経済大の一員として、ただただ目の前の試合に集中した。チームは後期リーグ戦を4勝2分5敗として、インカレ出場こそ逃したものの残留争いを切り抜けた。そして大学3年目を迎えた今シーズン。憑き物が落ちたようなスッキリとした精悍な顔つきで小池はプレーしている。ポーカーフェイスで相手をいとも簡単に抜き、左足の精度高いキックは健在。“流大の左サイドに小池あり”と示し続けている。

 流経大の大平正軌コーチは「ここで本人がしっかりと気がつけたのは非常に大きいこと。まだまだ気づけない選手も多いので」と言い、中野監督も「去年から比べて、かなり大人になった」とその姿を横目に微笑む。

 小池は言う。「目の前のことをひとつひとつ100%やるという風にやっていけば、自ずと結果にはつながると思うので。今シーズンはとにかく目の前のことに集中してやっていきたいです」。夢追うあまり、足元がぐらついていたが、今はしっかりと地に足つけてプレーしている。真価の問われる3年目のシーズン。決して後戻りはしない。

(取材・文 片岡涼)

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