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長崎、今季2度目の3連勝逃すも“ファンマ対策”の水戸とスコアレス決着

ゲキサカ / 2017年5月7日 15時59分

[5.7 J2第12節 長崎0-0水戸 トラスタ]

 J2リーグは7日、第12節を行い、V・ファーレン長崎はホームで水戸ホーリーホックと対戦し、0-0で引き分けた。長崎は今季2度目の3連勝を逃したが、3試合負けなし(2勝1分)。水戸は2試合連続のドローで5試合負けなし(2勝3分)とした。

 長崎FWファンマ対策を採った水戸は、DFパウロンが9試合ぶりに先発。“エース封じ”を狙い、4バックから3バックにシフトして臨んだ。前半20分、左後方からのアーリークロスをFW前田大然が左足オーバーヘッドで狙ったが、ジャストミートせず。同31分にはPA左のMF船谷圭祐のパスから前田が左足を振り抜いたが、シュートは枠をとらえられなかった。

 前半40分、長崎に決定機。スローインの流れから、左後方のMF翁長聖が浮き球のクロスを入れると、MF澤田崇がフリックし、ファンマが右足シュートも、クロスバーを直撃。跳ね返りをMF福田健介がヘディングで叩いたが、惜しくもゴール左に外れ、絶好のチャンスを逸した。

  前半終了間際にはさらに長崎が攻勢を強める。前半アディショナルタイム2分、25mの位置からMF島田譲がクロスを入れると、MF養父雄仁がヘディングシュート。これはGK笠原昂史のファインセーブに阻まれ、先制点とはならなかった。

 スコアレスで前半を折り返すと、後半はなかなか決定機をつくれず、膠着状態が続く。後半17分、長崎が最初の交代カードを切り、MF白井永地を投入。長崎ベンチも動き、後半20分にMF吉岡雅和、同27分には古部健太を投入。続々と交代カードを切り、後半28分には水戸が2枚目の交代枠でMF外山凌を投入した。

 前半38分、最後の交代枠で長崎は養父に代えてFW宮本拓弥を投入。後半40分には水戸も前田に代えてFW宮本拓弥をピッチに送り込み、交代枠を使い切る。試合終了間際には長崎が猛攻をかけると、ファンマがドリブル突破からPA内を縦に仕掛けたが、パウロンが粘り強く対応。後半アディショナルタイム2分にはファンマが決定的なヘディングシュートを放ったが、GKのファインセーブに防がれ、そのまま0-0の引き分けに終わった。

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