[プレミアリーグEAST]清水ユースは「仕掛けるレフティー」FW新関成弥が決勝点
ゲキサカ / 2017年5月9日 15時38分
[5.7 高円宮杯プレミアリーグEAST第5節 市立船橋高 1-3 清水ユース グラスポ]
チームのためにサイド、前線で役割を果たしつつ、「テクりたい」という思いも持つ注目FWの参考にしているプレーヤーはFWネイマール(バルセロナ)。清水エスパルスユースはテクニカルな部分と力強さも併せ持つレフティー、FW新関成弥(3年)が決勝点を決めた。
清水の背番号14は周囲を活かす術も心得ている一方で、強引に仕掛ける怖さがある。「仕掛けることで相手が集まって、自分がもっと仕掛けることで周りがフリーになったりしますし、仕掛けないとFWとして怖くない。きょうはFWとして出たので、そこは意識していました」。前線で前向きの状況を作るとDFにマークされながらもドリブルで仕掛けてシュートまで持ち込もうとしていた。
遠目の位置からのシュートや、DFを振り切って左SB伊藤研太(3年)のラストパスに飛び込んで1タッチシュートを放つなど、多彩な動きで脅威となっていた新関は1-1の後半19分、FW齊藤聖七(2年)の落としに反応。DFが寄せきる前に得意の左足を振り抜いて決勝点をマークした。
新関は4月26日のルヴァン杯仙台戦でトップチームデビュー。先発して45分間プレーした。「受けて、ボールロストをあまりしなくて、自分はまだできると思いましたし、それをユースに持ち帰って試合に活かせたらなと思いました」と振り返る。ユースに戻っても焦らず、より落ち着いてプレーできるようになったというアタッカーは貴重なトップチームでの経験を今後に活かす。
「最近FWやったりSHやったり、サイドだったらサイドの役割あるし、色々なポジションで出られる選手になりたいし、仕掛けたり、点取ることもアシストもできたり、自分が起点になれるような選手になりたい。(参考にしている選手は)ネイマールとかですね。ドリブルとか上手いし、自分もテクりたいというのはあるので、試合前に参考にしたり、イメージを膨らませたりしています」
課題の守備や、運動量が向上すればもっとチームのためにプレーもできるし、得点数も増やせると感じている。4勝1分と好調なユースチームに貢献し、個人としてもトップデビューも果たした新関は、満足すること無く、目標とするアタッカー像に近づくための努力を続ける。
(取材・文 吉田太郎)●2017 プレミアリーグEAST
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