[プレミアリーグEAST]奮闘光った清水ユースDF陣、昨年からの主軸左SB伊藤は「今年こそ」攻撃でも輝く
ゲキサカ / 2017年5月9日 18時58分
[5.7 高円宮杯プレミアリーグEAST第5節 市立船橋高 1-3 清水ユース グラスポ]
昨年、日本クラブユース選手権準優勝を先発のひとりとして経験している清水エスパルスユースの左SB伊藤研太(3年)は、U-17日本代表CB監物拓歩(2年)が不在の最終ラインで攻守において奮闘。相手のサイド攻撃からクロスまで上げられ、後半には相手のファインショットで1点を失ってしまったが、CB鳥居大人やCB平岡卓磨(ともに3年)らとともに最後の局面で身体を張って被シュート3本で守りきった
「頑張ってハードワークしながら声かけあって上手くできたかなと思います」と伊藤。鋭い反応を見せていた2年生守護神・梅田透吾の好守なども含めて良く守っていた守備陣については平岡宏章監督も「よく頑張ってくれている」と讃えていた。
自分達が踏ん張れば攻撃陣が得点してくれるという信頼感がある。伊藤も「(昨年以上と言えるほど)得点力が上がったと思います」と口にしていたが、MF滝裕太主将、MF鈴木魁人、FW新関成弥、そしてFW平墳迅(全て3年)の4人だけで計11得点(プレミアリーグ5試合)を奪っている破壊力が守備陣を勇気づけている。
伊藤も攻撃型のSB。横浜FMユース戦でゴールを決めているDFはこの日は左サイドからアーリークロスを上げたり、インナーラップから決定的なラストパスを配球したりするなど、攻撃面でも存在感あるプレーを続けていた。「去年、高円宮杯(プレミアリーグ)は2年で一番出ていたんですけど、アシストも、得点もなかったので今年こそというのはありますね。シュートとかもそうですし、3人目の絡みとかオーバーラップして質のいいクロスを上げて得点に絡みたい」と意気込んでいた。
名古屋グランパスU12からグランパス三好FCを経て清水ユースへ進んだ経歴の持ち主。守備の部分の1対1や背後への対応などより安定感を高めてチームの勝利に好守で貢献して、自身は滝らのようにトップチームの公式戦出場を目指す。
(取材・文 吉田太郎)●2017 プレミアリーグEAST
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