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[MOM2111]清水ユースFW平墳迅(3年)_“一発あるFW”から“90分間怖いFW”へ進化!代表入り必至のレフティー

ゲキサカ / 2017年5月10日 13時10分

後半42分、清水エスパルスユースFW平墳迅が左足でゴール

ナイキジャパンは世界で戦う次世代の選手の育成を促進する「NIKE NEXT HERO プロジェクト」を実施中。高円宮杯プレミアリーグの第4節にポイントを獲得した選手の中から清水ユースの進化するレフティーストライカーをピックアップした。

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[5.7 高円宮杯プレミアリーグEAST第5節 市立船橋高 1-3 清水ユース グラスポ]

 監督・コーチが印象に残った相手チームの選手を評価する「NIKE NEXT HERO プロジェクト」では、開幕戦からこの市立船橋高戦まで全5試合でポイントを獲得。爆発的な左足に加えて、ボールを収める部分や突破する部分などでも高校トップレベルと言えるほどの実力を示す清水エスパルスユースFW平墳迅(3年)は毎試合、対戦相手にインパクトを与え続けている。

 この市立船橋戦では開始3分に左足シュートを見舞うと、その後は前線で相手DFに対して主導権を握り、ボールを収め続けた。相手のプレッシャーが緩ければ簡単に前を向いて前進。36分には右サイドから弾丸ミドルを打ち込み、直後にはゴールライン際を個で突破するなど存在感は抜きん出ていた。

 そして2-1で迎えた後半42分、右サイドをドリブル突破したMF松本陸(3年)からパスを受けると、PAでの切り返しから左足でゴール。派手なガッツポーズで2試合連続ゴールの喜びを表現した。「今週の練習が結構内容が悪くて、自分的にも全然ダメで監督からも心配されたと思う」と振り返った平墳は、とにかく自分自身が何とかしようとプレーした結果、キープやシュートで抜群の存在感。それでも「きょうの相手のレベルだったらもっとやらないとダメですし、もっとやらないとプロにはなれないと思いますし、きょうは得点決めたくらいしか活躍していない」と全く満足していなかった。

 昨年のSBS杯国際ユース大会U-19コスタリカ代表戦で約30mの左足ロングシュートを突き刺すなど“大砲”の持ち主として知られる存在だったが、試合で“消える”ことも少なくなかった。それが現在はできることが増えて、相手にとっては“90分間怖い”FWになっている印象だ。

 平岡宏章監督が「自信を持ってやれるようになった。彼にとってはこの3か月、4か月は劇的」と評するように、 今年はトップチームのキャンプに参加し、U-18Jリーグ選抜への選出、ユースチームのドイツ遠征、そしてルヴァン杯でのトップデビューと様々な経験を経て進化を遂げてきている。

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