1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

レアルが史上初CL連覇へ王手!!アトレティコは猛追2発も及ばず…終了間際に“涙雨”

ゲキサカ / 2017年5月11日 6時27分

勝利を近づけるアウェーゴールを奪ったMFイスコ

[5.10 欧州CL準決勝第2戦 A・マドリー 2-1 R・マドリー]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は10日、準決勝第2戦を行った。レアル・マドリー(スペイン)は敵地でアトレティコ・マドリー(スペイン)と対戦し、1-2で敗れたが、2試合合計4-2で2シーズン連続の決勝進出。6月3日にウェールズのカーディフで開催される決勝では史上初の連覇を懸け、ユベントス(イタリア)と対戦する。

 2日にサンチャゴ・ベルナベウで行われた第1戦は、ホームのレアルがFWクリスティアーノ・ロナウドのハットトリックで3-0の快勝。2シーズン連続となる決勝進出のためには少なくとも3点以上が必要なアトレティコは、FWフェルナンド・トーレスを公式戦5試合ぶりに先発起用し、FWアントワーヌ・グリエーズマンと2トップを組む4-4-2で臨んだ。

 一方、史上初の欧州CL連覇を目指すレアルは、中盤をダイヤモンド型にした4-4-2。アンカーにMFカゼミーロ、その両脇にMFトニ・クロースとMFルカ・モドリッチ、トップ下にMFイスコを置き、C・ロナウドとFWカリム・ベンゼマが2トップを組んだ。

 アトレティコは来季から新スタジアムに移転するため、1966年から使用してきたビセンテ・カルデロンでの欧州カップ戦はこの試合が最後。歴史のあるスタジアムのフィナーレを飾るべく、キックオフと同時にハイプレスをかけてレアルのゴールを襲う。前半5分、MFヤニック・フェレイラ・カラスコが右サイドを突破し、折り返しにニアのMFコケが滑りながら右足で合わせるも、GKケイラー・ナバスのファインセーブに阻まれた。

 レアルも前半7分に右サイドでFKを獲得し、キッカーのクロースが高精度のクロスを送ると、大外から飛び込んだカゼミーロがコケの背中に体を預けるようにしてヘディングシュート。しかし、ゴール右に飛んだボールはGKヤン・オブラクに横っ飛びで弾き出された。

 両チームの守護神が好セーブを見せた立ち上がりの攻防を過ぎ、先にスコアを動かしたのはホームのアトレティコだった。前半12分、コケが右CKから右足でクロスを蹴り込むと、ニアにいたC・ロナウドの手前に入ったMFサウール・ニゲスが頭で合わせる。GKナバスの左手をかすめたボールがゴール右に決まり、2試合合計1-3とした。

 アトレティコの先制ゴールに大きく沸き立つビセンテ・カルデロン。直後の前半15分には、カラスコの縦パスを受けたトーレスがPA内右でDFラファエル・バランに倒され、PKを獲得する。同16分にPKキッカーを務めたグリエーズマンが左足で中央付近にシュートを打ち込むと、GKナバスの右手を弾き、ゴール右に決まった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください