「東京五輪への推薦状」第40回:“MF的なFW”ではなく、ストライカーとして勝負、進化する逸材、町野修斗
ゲキサカ / 2017年5月15日 21時32分
両足から繰り出すロングキックによる左右への展開力など中盤の選手として考えても魅力的な武器があり、実際に高校選抜ではトップ下でプレーしていた。ただ、平野監督は「あとから後ろに下がっていくことはできるけれど、ストライカーとしての感覚は今しか養えない。185近くあって、両足蹴れて、柔らかさもあるなんて選手はそうそういないから」と、現時点では最前線での起用にこだわる。最もプレッシャーの厳しいポジションで鍛え抜き、その上で次のステージの指導者へこのタレントを託したいという考えだ。
何より今は本人がストライカーとしてのプレーに意欲的。高校選抜では同い年のFW安藤瑞季(長崎総合科学大附高)のボールを受ける前の動き出しの巧みさに刺激を受け、改善に取り組んでいる。「平野先生を日本一の監督にしたい」と語る次代の大器が今年どこまで伸びていくか。あらためて期待しておきたい。
執筆者紹介:川端暁彦
サッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』元編集長。2004年の『エル・ゴラッソ』創刊以前から育成年代を中心とした取材活動を行ってきた。現在はフリーランスの編集者兼ライターとして活動し、各種媒体に寄稿。著書『Jの新人』(東邦出版)。▼関連リンク
東京五輪への推薦状 by 川端暁彦一覧へ
-
- 1
- 2
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ユース取材ライター、森田将義記者が選ぶ「インハイ予選注目11傑」(関西編)
ゲキサカ / 2024年5月17日 19時40分
-
FW町野修斗のパリ五輪OA枠入りに現実味 独移籍1年目で老舗クラブの1部初昇格に大貢献
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月14日 9時26分
-
チームメートの高校選抜10番にライバル心。前半躍動の履正社MF桐畑優由介はトータルで活躍する、勝負を決定づける選手へ
ゲキサカ / 2024年5月10日 12時37分
-
[プリンスリーグ関西1部]履正社vs京都橘は0-0ドロー。苦戦が続く中、ともに前向きな内容の好バトルに
ゲキサカ / 2024年5月10日 3時23分
-
[関西U-16 ~Groeien~]FW吉良志遠が目標の先輩のようなハードワークで決勝点演出。履正社が1-0で開幕白星
ゲキサカ / 2024年5月1日 21時38分
ランキング
-
1大谷翔平、警備員に“異例の要求” 子どもを見つけ神対応「開けてくれますか?」
Full-Count / 2024年5月20日 14時3分
-
2偉業達成!ダルビッシュが史上3人目の日米通算200勝「これでほっとできる」野茂、黒田に次ぐ快挙
スポニチアネックス / 2024年5月20日 11時6分
-
3ケガやコロナだけが理由ではない…伊勢ケ浜部屋の所属力士41人中、約半数が休場のワケ
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月20日 9時26分
-
4高橋藍がサントリーに電撃移籍へ 来季から日本のSVリーグ参戦
スポーツ報知 / 2024年5月20日 14時2分
-
5大谷翔平が放った移籍初サヨナラ打をド軍番記者陣も絶賛「最高の瞬間だ」「こんな選手見たことない」
THE ANSWER / 2024年5月20日 8時40分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください