[MOM2113]履正社MF弓場大輝(3年)_「相当凄い」テクニシャン、流れ変えるドリブル突破
ゲキサカ / 2017年5月16日 15時17分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[5.14 総体大阪府予選6回戦 履正社高 3-2 興國高 J-GREEN堺]
チームメートの日本高校選抜FW町野修斗(3年)も「テクニックは相当凄い」と認めるテクニシャンだ。履正社高は後半、トップ下から左サイドへとポジションチェンジしたMF弓場大輝(3年)が得意のドリブルで流れを変え、逆転勝利の立て役者となった。
とにかくドリブルのテンポが良く、DFの動きが良く見えている。ボールを離すタイミングも絶妙だった。ゴールライン際の狭いスペースへ追い込まれても、ボールを失わない。そして軽やかにDFに外してラストパス、シュートへ持ち込んでいた。
「1対1のドリブルには自信があるのでそこで抜き去っていこうと。相手のタイミングを外して相手が思っていないようなドリブルをしていました。(後半は)自分、ノッて来ていました」。“DFの想像を上回る”仕掛け。左サイドで主導権を握っていたMFは0-2の後半17分に縦へのドリブルでPKを獲得し、その後もドリブル突破によって決定機やセットプレーをもたらしていた。
小学生時代から小柄だったため、とにかくドリブル、テクニック、DFのタイミングを外すことを磨いてきたという。強豪・履正社でも下級生時から出場機会を掴んでいたが、守備面が課題に。それでも、平野直樹監督は「DFやらなければサッカー選手じゃないよと。昔はトップ下しかできなかった。それが守備も頑張るようになってきた」と目を細める。守備面が向上したことで、トップ下に加えてサイドハーフでも適応できるようになり、自身のプレー幅を広げた。
昨年、8強入りした全国高校総体は怪我のための欠場。悔しい思いをした。だからこそ、今年は主力として全国8強以上、日本一を目指す。「ネイマールのドリブルもできて、イニエスタのように周りも活かせるように」と語るテクニシャンがその技巧だけでなく、向上させてきた守備面も発揮してチームにまた白星をもたらす。
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2017
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
[MOM4842]佐賀県MF末次瞬(鳥栖U-18、1年)_左足の質や“サガン鳥栖らしさ”を兼備。ハードワークで勝利に貢献も「もっと走りたい」
ゲキサカ / 2024年9月24日 0時6分
-
進化する静岡学園が残留争いに完勝、米子北はショックの大きい敗戦
ゲキサカ / 2024年9月15日 10時59分
-
[関東ROOKIE LEAGUE]優秀選手:横浜創英MF鈴木快「高校3年間での目標は、世代別の日本代表に選ばれること」
ゲキサカ / 2024年9月13日 19時20分
-
先発復帰の久保建英が10人ソシエダを牽引! 相手クリア回収→ドリブルで先制点演出もチームは逆転負け
ゲキサカ / 2024年8月29日 6時38分
-
U-18日本代表初選出で“世界基準”を体感。注目レフティMF南創太(日章学園)はスケールアップしてまた「挑戦したい」
ゲキサカ / 2024年8月27日 5時41分
ランキング
-
1ド軍担当記者「信じられない」9回采配を痛烈批判 無死一、二塁で次打者・大谷翔平も強攻でトリプルプレー
スポニチアネックス / 2024年9月25日 14時13分
-
2エンゼルスがお粗末プレーで最弱120敗球団に逆転負け まさかの拙守で球団ワーストまであと「1」
THE ANSWER / 2024年9月25日 13時33分
-
3新庄監督〝電撃勇退説〟浮上 日本ハム、就任3年目で初のCS目前も続投の動きなし…タレント転身なら「最適のタイミング」
zakzak by夕刊フジ / 2024年9月25日 11時32分
-
4大谷翔平に回さず…地元記者は“怒りの4連投”「許しがたい」 強行策は「理解できない」
Full-Count / 2024年9月25日 15時18分
-
5パドレスPO進出決定にダル「まだドジャースを追いかけている段階」松井は「9月は何もしてない」
スポニチアネックス / 2024年9月25日 14時59分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください