「マリノスの代表として恥ずかしいプレーは見せられない」 世界に挑む遠藤渓太の覚悟
ゲキサカ / 2017年5月16日 4時8分
[5.15 国際親善試合 U-20日本代表3-2U-20ホンジュラス代表 エコパ]
ドリブルだけじゃない。新たな武器を手にしようとしている。後半16分にピッチへと送り込まれたU-20日本代表MF遠藤渓太(横浜FM)は、わずか2分後に得点を導く大仕事をやってのけた。
CKを得るとコーナーフラッグに遠藤が向かう。右足から蹴り出したボールは、飛び込んだDF板倉滉(川崎F)の元へと届き、豪快なヘディングシュートで追加点が生まれた。「今日は1本目で良いところに蹴れたなと思ったし、滉くんが決めてくれたので良い流れで入れた。その後のCKも良いフィーリングで蹴れた」と胸を張った。
所属する横浜FMではプレースキッカーを務めていないものの、U-20代表ではキッカーに任命され、4月18日の千葉との練習試合では「初めて」と語る直接FK弾を叩き込んだ。「まだ付け焼き刃だけど、代表期間ではしっかり練習をさせてもらっている。練習した人にしか蹴る権利はないので、これを武器にするためにもっと努力したいし、チャンスがあればドンドン狙っていきたい」。さらに自信を深めるために、プレースキックの精度を向上させようとしている。
合宿に入ってからも好調を維持しており、持ち味のドリブルで守備網を切り裂く場面も見せた。「良いイメージでやれているし、自信はすごくある」。そう力強く語れるのも、覚悟を持ってチームに合流したからだ。
「チームの皆やいろいろな方に『頑張ってこい』と送り出してもらった。マリノスの代表として恥ずかしくないプレーをしないといけないし、不甲斐ないプレーは見せられないという自覚がある。責任感を感じながら毎日やれているのが大きい」。支えてくれる人たちの期待に応えるためにも、最高の準備をして世界に挑む。
(取材・文 折戸岳彦)●U-20W杯韓国2017特集ページ
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