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手応えも感じたU-20代表候補合宿。立命大MF田中康介はアピール続けて2年後のU-20W杯、そして東京五輪へ

ゲキサカ / 2017年5月17日 22時30分

U-20日本代表候補合宿に参加した立命館大MF田中康介

[5.13 練習試合 U-20日本代表候補 1-2 U-20アメリカ代表 舞洲]

 京都サンガF.C.U-18から立命館大へ進学したMF田中康介は15年8月以来となる年代別日本代表候補合宿選出。今回のU-20日本代表候補合宿では左右のSBを務めて対人の強さや推進力ある攻撃参加を見せ、また的確なカバーリングでピンチを救うシーンも少なくなかった。

 U-20アメリカ代表戦では右SBとして先発。京都U-18のアメリカ遠征時に対戦したことのある選手もいて「そんなに怖くなかった」という田中は大きなピンチを作られないまま試合を進めていた。だが、左SBへ移った終盤、マークした左利きのFWラゴス・クンガの対応を誤り、彼に2点を奪われてしまう。試合後はその点と攻撃面についても反省していた。

「2番(クンガ)は右利きでガンガン前に来ると思っていた。対人のところはやられる気はしなかったんですけど、自分が攻める側になったらクロスの量も少ないし、スプリントの量も少なかったので、そこはもっと増やしていかないといけないと思いました」

 MF堂安律らとともに14年のAFC U-16選手権にも出場しているほか、U-17日本代表にも選出された実績を持つ田中だが、怪我もあって、15年8月のU-16日本代表選出を最後に年代別日本代表から遠ざかっていた。目標としていたトップチーム昇格を果たすこともできず、悔しい思いを持って立命館大へ進学。それでも99年早生まれの彼には19年U-20W杯や20年東京オリンピック出場の資格がある。今回のU-20代表候補合宿で求められていることを良く表現しているように映った田中はこの招集をきっかけに、代表チームでもアピールを続けて行く意気込みだ。 

「海外の選手とやると自分と差を感じるけれど、全然自分もできると感じるので、ここから下のU-20もあるし、そこで結果残せばオリンピックもあると思う。先輩たちに追いつくようにもっと代表選ばれて、またこれからどんどん常連になれるようにチームで結果を出していきたい」。4年後のプロ入りへ向けても挑戦中の田中。将来のために大学、年代別代表チームでの結果にこだわる。

(取材・文 吉田太郎)

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