美技の応酬…“クリスマスツリー”採用の湘南が松本撃破で2位浮上!
ゲキサカ / 2017年5月21日 15時8分
[5.21 J2第15節 松本1-2湘南 松本]
3位の湘南ベルマーレが敵地で10位の松本山雅FCに2-1で勝利した。後半2分にFW野田隆之介の今季初得点で均衡を破り、同8分に松本FW石原崇兆から同点弾を奪われるも、同17分にFW山田直輝がヘディングで決勝点を奪取。ビューティフルゴールの応酬となった一戦を制し、2試合ぶりの白星で自動昇格圏内の2位に浮上した。
松本は主力を休ませた前節の山形戦(0-1)から先発5人を変更。DF安川有が今季初スタメンを果たした他は、DF田中隼磨、MF岩間雄大、MF工藤浩平、FW高崎寛之が2試合ぶりに先発復帰となった。フォーメーションは従来通り3-4-2-1。安川は左ウイングバックを務めた。
一方、湘南は前節の福岡戦(0-3)からのスタメン変更はなし。しかし、布陣は慣れ親しんだ3-4-2-1ではなく、前節に続いて4-3-2-1を採用した。最終ラインは右からDF岡本拓也、DF山根視来、DFアンドレ・バイア、DF石原広教。中盤はMF秋野央樹をアンカーに据え、両脇にMF石川俊輝とMF齊藤未月を配置した。前線はMF菊地俊介と山田が2シャドーを担い、1トップには2試合連続スタメンの野田。“クリスマスツリー”とも呼ばれるシステムで2試合ぶりの勝利を目指した。
湘南は開始から多くの選手がポジションを流動的に変えながらゴール前に殺到。守備時は前線と最終ラインを圧縮し、相手にスペースを与えない。劣勢の松本はサイドに起点を作って打開を図ると、前半12分に右サイドの工藤が左足でクロスを上げ、ニアの高崎が相手DFに体を寄せられながらもヘディングシュート。しかし、GK秋元陽太にセーブされた。
ボールを保持しながら相手をジリジリ追い込んでいく湘南も前半32分、PA手前中央の山田に右から斜めのくさびが入る。前を向いた山田はシュートチャンスをうかがいながら冷静に左へラストパス。PA内左でフリーの石原が右足で狙うも、シュートはGK村山智彦にストップされた。直後の同33分には山田が敵陣中央から右足で強烈なミドルシュート。だが、左ポストの外側すれすれを通過していった。
人数をかけた攻撃でゴールをこじ開けにいく湘南に対し、松本はシンプルな攻め方でワンチャンスを狙う。前半40分にはGK村山からのロングフィードを高崎が頭で流し、受けた工藤がリターンパス。高崎はPA手前左から右足のインサイドキックで狙うが、シュートはわずかにゴール右へ外れ、前半はスコアレスで終了した。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
エースストライカーに待望の初ゴール! 細谷真大の後半AT弾で柏が湘南に逆転勝利
ゲキサカ / 2024年5月15日 23時21分
-
町田がM・デューク後半AT弾で劇的勝利! C大阪はレオ・セアラ同点弾も…終盤に勝ち越し許し3連敗
ゲキサカ / 2024年5月15日 21時3分
-
チャヴリッチが後半ATに劇的勝ち越し弾! 柏を退けた鹿島、3連勝で3位浮上!!
ゲキサカ / 2024年5月6日 17時59分
-
“カズ超え弾”も生まれた広島vs川崎Fは激闘ドロー…GK上福元直人の神セーブ光る
ゲキサカ / 2024年4月28日 16時5分
-
U-23日本代表が決勝トーナメント進出! UAE撃破で連勝、第3節・韓国戦を前にGL突破が決定
ゲキサカ / 2024年4月20日 2時37分
ランキング
-
1巨人・坂本勇人「いい感じで打てました」 “ミスター超え”187度目猛打賞
スポニチアネックス / 2024年5月18日 19時32分
-
2宮田笙子、NHK杯13年ぶり3連覇で初五輪切符 岸里奈、岡村真、中村遥香が五輪代表決定
スポーツ報知 / 2024年5月18日 16時12分
-
3「やっぱ持ってる」大谷翔平、“記念日”に自ら祝砲!「日本も早くしないとな。アメリカに先越されとるで」
スポーツ報知 / 2024年5月18日 13時56分
-
41014億円男・大谷翔平が生んだ“今季最高”の光景 米国でも話題沸騰「大金が支払われた理由」
THE ANSWER / 2024年5月18日 19時33分
-
5畑山隆則氏 井上尚弥を絶賛「異次元」「同じチャンピオンでも格差ある」
東スポWEB / 2024年5月18日 18時39分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください