ボランチで奮闘の板倉滉、逆転での白星発進に「チーム全員の勝利」
ゲキサカ / 2017年5月22日 1時32分
[5.21 U-20W杯GL第1節 U-20日本 2-1 U-20南アフリカ 水原]
指揮官の抜擢に応えた。U-20日本代表ではCBでの起用が続いていたDF板倉滉(川崎F)だったが、U-20W杯グループリーグ初戦の南アフリカ戦の2日前の戦術練習でボランチに入る。すると、南アフリカ戦のスターティングメンバーに名を連ね、中盤の底を任されて相手の攻撃をはね返し続けた。
「CBで使ってもらっても、ボランチで使ってもらっても、自分の高さや足元の部分は出せると思っていたので、そこはしっかりやろうと思った」
前半7分にオウンゴールから先制点を献上するなど、最終ライン裏に放り込まれるロングボールから、一気にスピードに乗ってゴールに迫る南アフリカの対応の後手に回り、「前半の最初はバタついてしまった」。そして、相手のボールホルダーに体を寄せても振り切られることもあり、「やっぱり速かったし、ボールの持ち方や体の入れ方がうまいなと感じた」。だが、徐々に落ち着き始めると、中盤の底にドンと構えて相手の攻撃を阻み続けた。
しかし、後半アディショナルタイムに「足がつったのか打撲なのか全然分からないけど、体的にきつかった」とピッチを後に。ボランチとしての自身の出来には「まだまだ隙があったし、ミスがあった」と悔しさを滲ませつつも、「自分が全部真ん中でつぶせるくらいの存在感や迫力を持てる選手になっていきたい」とさらなる進化を誓う。
チームは2-1の逆転勝利で白星発進。「攻撃陣が仕事をしてくれたのは良いことだし、今日はトミ(冨安健洋)や(中山)雄太、(小島)亨介を含めて後ろがしっかり固めてくれた。チーム全員の勝利。短い期間の大会では勢いも絶対に大事だと思うので、この勝利は大きい」と笑顔を見せた。
(取材・文 折戸岳彦)●U-20ワールドカップ韓国2017特集ページ
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