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[関東]専修大が逆転勝利で5戦ぶり白星!法政大は4連勝ならず、「チームとしての弱さが見えた」

ゲキサカ / 2017年5月22日 9時5分

 それでも前半終了間際の流れを継いだ法政大は後半10分に同点弾。小林の左クロスにゴール前の鈴木が頭で合わせ、これをGK関口亮助(4年=浦和ユース)が後逸。こぼれに詰めた岸が右足で流し込み、1-1と試合を振り出しに戻した。

 直後に法大は負傷した土橋に代わり、MF長倉颯(3年=横浜FMユース)を入れる。ボランチでスライドしては相手の攻撃の芽を摘んでいたMFの交代。指揮官が「土橋のところが効いていたのですが負傷で代わって、そこでボランチのバランスが崩れてしまった」と振り返ったように、同点被弾直後のこのアクシデントが痛かった。選手間の距離が乱れ始め、上手くパスがつながらず。チーム全体がバラバラになっていく。

 後半18分には紺野に代わり、FW清谷陸(4年=広島皆実高)を入れた。同20分には右サイドをオーバーラップした武藤が中は切れ込もうとしたがDF鹿沼直生(2年=静岡学園高)に阻まれる。同23分には武藤の右クロスにファーサイドの清谷があわせたが枠を外れた。

 専修大は後半25分に二枚替え。岸と氣田に代わり、MF蛭田拓海(2年=前橋育英高)とMF岡本勇輝(2年=横浜FCユース)を入れる。同32分に法大は最後のカードを切り、上田に代えてFW青柳燎汰(3年=前橋育英高)を入れた。

 すると2点目の奪取に成功したのは専大だった。後半34分、法政大のディサロが相手バックパスをかっさらって決定機を迎えたが、これを奪い返してのカウンター。ゴール正面から波状攻撃で持ち込むと岡本の縦パスを葛谷がスルー。蛭田の左足シュートをGK関口が前に弾いたところ、詰めた鈴木が頭で押し込んだ。後半終了間際アディショナルタイムに専大は葛谷に代わり、DF葛西恭平(4年=札幌大谷高)を入れる。そのまま逃げ切り、2-1の逆転勝利。開幕戦以来となる5戦ぶりの白星を手に入れた。

 試合後、4位から首位浮上の可能性が一転して6位後退となった法大の長山監督は「この暑い状況で攻撃がシュートで終わり、ゴールラインを割って終わると、全体が休みながらとか全員がボールを見れる状況で守備ができるんですけど、終わり方というところを徹底して出来なかったのが敗因かなと」と振り返った。連勝は3でストップ。指揮官は「チームとしての弱さが見えた。弱いチームなのでここからもう一回やらせないといけない」と誓った。 

(取材・文 片岡涼)●第91回関東大学1部L特集

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