修徳を陰で支える実力派MF千代田。ボランチ、左SBで勝利に貢献
ゲキサカ / 2017年5月22日 22時55分
[5.20 全国高校総体東京都予選1次予選2回戦 東京高 1-3 修徳高 清瀬内山G]
修徳高はFW刑部泰生(2年)、FW柳原光希(1年)、FW石崎皓大(2年)の下級生アタッカー陣がそれぞれゴール。そしてMF千代田和樹(3年)が「全国についてはみんなで話し合っています」という3年生たちがしっかりと勝利に貢献した。
岩本慎二郎監督が「人間性を認めている」と評する左SB中村海斗主将(3年)をはじめ、千代田や守備の要・CB深澤佑大(3年)ら3年生は、12、13年度と2年連続で全国高校選手権出場を果たしている修徳で自分たちも全国出場を目指してきたが、この2年間は思いが叶わなかった。
下級生時から先発を務めてきた千代田はラストイヤーでの全国出場へ向けて「気合が入っています」と言い切る。そのMFはこの日、ボランチの位置で正確なパスをさばいて攻撃をコントロール。本人は「ボランチでは目立つタイプではない」と分析していたが、気の利いた守備に加えて正確なスルーパスなどでも“目立つ”存在になっていた。
そして後半途中からは左SBとして試合を締める役割も。“サッカーを良く知っている”万能MFはチームを陰で支えて勝利に貢献した。次戦の駒澤大高戦をはじめ、これから大一番が続いていくが、「自分の持ち味は走力。みんなよりも走る」という武器も活かしてチームを支える構え。アタッカー陣や柔らかさある大型MF古場幹朗(3年)のような派手さはないかもしれない。それでも、黙々と自分の役割を全うして念願の全国出場を果たす。
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2017
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