[関東]FW櫻井が決勝点、明治大が今季初の完封勝利!桐蔭横浜大は4連敗…
ゲキサカ / 2017年5月23日 13時9分
後半25分、桐蔭横浜大は右サイドをドリブルで仕掛けたFW國場龍之介(2年=神村学園高)が鳥海晃に倒され、FKを獲得。PA手前右から石川がファーヘ入れ、イサカがヘディングシュートを放つが枠外だった。その後はシュートを打てずに時間は進む。
追加点を狙う明治大は後半30分、右サイド櫻井からのパスに反応した木戸がPA右から狙うが決めきれず。同33分には木戸のスルーパスに金原が抜け、シュートを打つがGK田中に正面でキャッチされた。同34分には中村に代わり、FW佐藤亮(2年=FC東京U-18)を投入。同36分には先制点の櫻井をDF森下龍矢(2年=磐田U-18)に代えた。これで交代カード3枠を使い果たしたため、木戸は復帰後初のフル出場を果たすことになった。また明大は中盤の底でMF柴戸海(4年=市立船橋高)が攻守にフル稼働。攻撃時はアンカーの位置でチームを支え、守備になればダブルボランチを形成し、相手に数的優位を作らせなかった。
桐蔭横浜大は後半35分に最後の枠を使い、イサカに代わり、FW浅野嵩人(1年=瀬戸内高)を投入。フレッシュなルーキーを送るが流れは変えられず。同43分には再び右サイドへ國場が仕掛けたが、鳥海晃にブロックされた。その後、石川の右CKはニアの木戸に阻まれ、1点が奪えず。そのまま試合は終了。明治大が1-0で勝利した。
試合後、明治大の栗田大輔監督は「勝ったことは良かったですが、まだまだ内容はもう一歩できるかなと。そこは上げていきたいと思います」とコメント。「選手が試合前に失点ゼロを目標に決めて、シュート数も12本と決めていた。公式カウントはわかりませんが、僕らがつけていたなかでのシュート数は前半2本で後半10本だった。あとは中身を追求していければ」と話した。
開幕3戦勝ちなし(1分2敗)でのスタートとなったが、今季初の完封勝利で3戦負けなし(2勝1分)。10位から8位へ上げた。昨季も序盤で3戦勝ちなしと苦しんだ時期もあったが、第8節から怒涛の11連勝でリーグ制覇を遂げた。“後期の明治”と呼ばれるように、リーグ半ばからじわじわと上げてくる紫紺の軍団がここから巻き返しを図る。
(取材・文 片岡涼)●第91回関東大学1部L特集
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