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欠けていたどこよりも強い「タイトルを獲るんだ」という姿勢。猛檄受けた國學院久我山が怒涛の攻めで11発勝利!

ゲキサカ / 2017年5月23日 21時46分

 そして、18分に北澤の仕掛けからPAへ飛び出した木下が左足で決めて大台に乗せる10点目。18分間で大量7ゴールを奪ったあとも攻め続ける國學院久我山は、29分にも竹浪のスルーパスでPAへ侵入した鵜生川がGKの逆を突く形で左足シュートを突き刺して11点目を奪った。日大豊山も終盤は落ち着いてボールを動かすと、39分に縦パスで相手の背後を取ったFW杉原大樹(3年)が左足でゴール。意地を見せたが、後半明らかに変わり、必死さの出ていた國學院久我山が大勝した。

 力のある日大豊山相手に11発。選手たちにとっては大勝発進したこと以上に意味のある、学ぶことの多い1勝となったようだ。三富は「インターハイを取るという意志があまり感じられなくて、監督にきつく言われて、後半は立ち上がりからみんなスイッチ入れてやったんですけど、初めからやらないといけない」と語り、北澤も「去年、タイトルを取れていなくてこのままでは今年も同じことになるぞと言われて。こういうところで常に気持ちを見せていかないといけない」と気を引き締めていた。

 13年度から選手権予選3連覇するなど東京都内でひとつ抜けた存在になっていたが、それは先輩たちが自分たちのスタイルと勝利にこだわって勝ち取ってきたものだ。東京都予選はここから厳しい戦いの連続。やってきたことに自信を持って、求めているものに正面から立ち向かって、必ず久我山の「美しいサッカー」でタイトルを勝ち取る。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2017

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