[MOM442]明治大DF袴田裕太郎(3年)_“遅咲き”なるか、期待のSBが正確な左足で決勝アシスト

ゲキサカ / 2017年5月24日 13時19分

　また袴田にとって、左足のキック精度は自他共に認める武器。加えて183cmと低くない背を活かしてのヘディングにも自信があるようで、「CKからのヘディングとかも結構自信があるんですけど、まだあそこが出ていないので、そこにももっと期待して欲しいなと。自分でも点が取りたいなと思います」と言う。

　この日の試合で初アシストを記録し、チームの勝利に貢献。「少しだけでも勝利に貢献できたかなと思うので、チームも勝てましたし嬉しかったです」と微笑んだSBだったが、「正直自分としては悔しい気持ちの方が大きいです。DFで距離が遠かったり、一対一の部分でやられてしまうところがあるので、その軽さがまだたくさんあるので、そこをもっとやっていかないといけない」と表情を引き締めた。

「諦めなければ結果として、こうやってリーグ戦に出られるようになる。信じてやってきたので、もっとやらなければいけないです」。雌伏の時を過ごしたSBに巡ってきた目覚めのとき。期待に応え、花咲かすことはできるか。

(取材・文片岡涼)●第91回関東大学1部L特集