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人件費は神戸がジャンプアップ増、浦和も増で2年連続トップ濃厚

ゲキサカ / 2017年5月26日 23時16分

16年度のヴィッセル神戸のチーム人件費は暫定2位の

 Jリーグは26日、2016年度のクラブ経営情報の速報版を開示した。3月決算の柏レイソル、ジュビロ磐田、Y.S.C.C.横浜が未発表のため、3クラブを除く50クラブの情報が公表された。

 チーム人件費は全体で前年比約22億円の増加となった。増加は33クラブ、減少は15クラブだった(鹿児島は16年度のみのため比較なし)。DAZNによる放映権料の大幅増が注目されているが、16年度の人件費への影響はほぼないとされる。

 3月決算の3クラブが未発表のために暫定となるが、トップは昨年に続き浦和レッズで濃厚となった。15年度と比較しても約2億8400万円の増加。暫定2位のヴィッセル神戸に3億円超の差をつけた。

 前年比で最も増加したのはFC東京で約3億8400万円増。2番目がサガン鳥栖で約3億7100万円増加した。逆に大きく減らしたのがサンフレッチェ広島で、約2憶5600万円減。J2ではジェフユナイテッド千葉も1億4600万円減らした。

 そして近年の数字を見ると、神戸の“ジャンプアップ増”に目が行く。14年度は約13億4800万円だったが、15年度は約17億6700万円。そして16年度は全体で2位の約20億6800万円となった。神戸は今夏にはFWルーカス・ポドルスキの加入も発表になっており、今年度の人件費にも注目が集まりそうだ。

▽暫定チーム人件費ランキング

■J1人件費(前年比)
1.浦和 23億8100万円(+2億8200万円)
2.神戸 20億6800万円(+3億100万円)
3.FC東京 20億2500万円(+3億8400万円)
4.名古屋 19億8400万円(▲1億200万円)
5.横浜FM 19億6600万円(+1億600万円)
6.鹿島 19億2900万円(▲9400万円)
7.G大阪 19億円(▲5600万円)
8.川崎F 16億4300万円(▲4200万円)
9.広島 15億5300万円(▲2億5600万円)
10.鳥栖 14億7600万円(+3億7100万円)
11.大宮 14億1100万円(+5100万円)
12.新潟 12億2000万円(+8200万円)
13.仙台 11億8700万円(+1億5600万円)
14.福岡 9億3700万円(+3億1100万円)
15.湘南 7億9800万円(+9900万円)
16.甲府 7億3600万円(0)
合計 252億1400万円(+15億9300万円)
※柏、磐田が未発表

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