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[関東]復帰のFW旗手が逆転弾!順大が日体大下し4戦ぶり勝利、首位・流大と勝ち点並ぶ

ゲキサカ / 2017年6月1日 17時11分

 迎えた後半は一気に試合が動いた。ハーフタイムに順大は浮田に代わり、FW松島奨真(4年=桐生一高)を入れる。開始4分には松島がPA右で決定機を迎え、右CKを獲得。名古のボールにファーサイドの杉田が頭で合わせたがわずかに枠を外れる。同7分、名古の右クロスからニアへ飛び込んだ大谷がPA内右で倒されてPKを獲得。しかし、MF室伏航(4年=市立船橋高)のシュートはGK山田に弾かれた。

 PK献上も守護神の活躍でピンチを凌いだ日体大は、直後にワンチャンスを決める。後半11分、関戸の左CKに飛び込んだのは平川。力強く叩き込み、1-0と先制に成功した。日本体育大がセットプレーでリードを奪う。直後に関戸に代わり、FW山下諒也(2年=磐田U-18)を入れた。

 PK失敗直後に失点と嫌なムード漂う順大。後半12分に大谷に代わり、旗手を投入しゴールを目指す。すると同17分、左サイドから一気に崩しにかかるとDF毛利駿也(4年=山梨学院高)の折り返しを室伏が持ち込み、ラストパスを受けた10番・MF米田隼也(4年=静岡学園高)が右足で流し込んだ。1-1と試合を振り出しに戻した。

 勢いづいた順大は同23分に逆転に成功。中央からのカウンター。杉田からのボールに抜けた松島が後方から迫り来るDFンドカ・ボニフェイス(4年=浦和東高)、正面に待ち構えるGK山田もかわして、中へ折り返す。詰めていた旗手が難なく右足で決めた。開幕戦以来6戦ぶりにピッチへ立った旗手の今季3点目で順大が2-1と勝ち越した。

 2点目を目指す日体大は後半32分に決定機。MF室崎雄斗(4年=武南高)の右CKから最後はボニフェイスが頭で押し込むも、ゴール目前に詰めていた室伏にクリアされる。直後にMF渡邊龍(3年=FC東京U-18)に代わって、MF中村綱太(4年=水戸商高)を入れる。対する順大も後半34分に最後のカードを切り、室伏に代えてMF望月陸(1年=清水ユース)を入れた。その後はスコアは動かずに試合は終了。順大が2-1の逆転勝利を飾った。

 試合後、順大の堀池監督は「今季は7試合中5試合が先制されている。そのなかで追いついて逆転したり、追いついて終わったり、勝負強さは今年のテーマでもあるので、勝負強くなっているとはいえると思います」とコメント。「試合前に選手たちには、厳しい5月の試合(2勝3分)だったけど、今日の試合をものにできれば、6月の4試合に勢いづいていくからと、今日の試合がすごく影響するよと話したので、結果が出てよかった」と手応えを口にした。

 開幕から4勝3分と無敗を維持している順大は、首位・流通経済大と並ぶ勝ち点15に伸ばして、2位をキープ。流大に得失点1差に迫った。ここから一気に首位浮上となるか。次節は最下位・桐蔭横浜大と戦う。

(取材・文 片岡涼)

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