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[関東]駒大がFW高橋弾で先制も、DF袴田の土壇場同点弾で明大がドローに持ち込む

ゲキサカ / 2017年5月28日 18時52分

 後半の入りに出遅れた明治大。セカンドボールを拾えずに後手を踏むシーンが続く。後半8分、右サイドから崩しにかかり、最後はMF中村健人(2年=東福岡高)がシュートもGK輪島稜(4年=札幌U-18)に止められた。同8分に最初の交代。直前の接触プレーによる脳震とうの影響で、千葉内定CB鳥海晃司(4年=千葉U-18)に代わり、DF上夷克典(3年=鹿児島城西高)。同20分には冨田に代えて、MF村田航一(3年=日章学園高)を入れた。駒大は同21分に最初の交代カードを切る。安藤に代えて、FW小口大司(4年=前橋育英高)を送った。

 すると後半24分に試合は動いた。駒大の右CKを中原が蹴り入れ、ニアのDF鈴掛涼(3年=清水桜ヶ丘高)のヘディングシュートはクロスバーを叩くも、こぼれを大村が頭で落とし、最後はPA左のFW高橋潤哉(2年=山形ユース)が左足シュートを突き刺した。高橋の今季2点目で1-0と先制に成功した。リードを奪った駒大は同27分に大川に代わり、MF荒木直道(4年=湘南工大附高)を入れる。同41分には最後のカードを切り、中原に代えて、MF伊藤大祐(3年=山梨学院高)を入れた。

 なんとか追いつきたい明治大は前半32分、右サイドをスピードに乗って突破した岩武のクロスから土居がヘディングシュートもクロスバー上。1点が遠い。同33分には痛んだMF金原唯斗(4年=磐田U-18)に代えて、MF安部柊斗(2年=FC東京U-18)を入れる。同36分にはPA手前左でFKを献上したが、中原のボールはCB山崎が顔面でブロック。守備陣は最小失点に留めようと奮闘する。同39分には右サイド遠目の位置でFKを獲得。中村が直接狙うがポスト左へ外れた。

 このまま試合終了かと思われたが、後半アディショナルタイム3分に明大が追いついた。自陣右から仕掛けた櫻井が相手DF二枚の間を割ろうとするがカットされる。それでもこぼれを拾った袴田が迷いなく左足を振りぬいた。距離ある位置からの低い弾道の一撃はゴールネットを揺らした。袴田の大学リーグ初弾で追いつき、1-1。その後はスコアは動かずに試合は終了。勝ち点1を分け合った。

 試合後、明大の栗田監督は「(今季)やろうとしているサッカーは難しいので、時間がかかるのかなと。去年の明治のサッカーはハイプレス、ショートカウンターを徹底して一年間やりきったのですが、相手チームも対策してきますし、選手も息切れしてしまうので、もっとボールを保持して動かしてということで、今年はずっと取り組んでいる。それを成熟させるのはまだまだ時間がかかると思うので、試合を通じて選手が自信を持ってくれるといいなと思います」と先を見据えた。

(取材・文 片岡涼)

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