5シーズン目のプレミアで飛躍した麻也、“相棒”の落選に「だれもが安泰ではない」
ゲキサカ / 2017年5月28日 22時42分
開幕当初は控えに甘んじながら、シーズンが進むにつれて尻上がりに調子を上げ、最終的には公式戦37試合に出場。シーズン中にプレミアリーグ通算100試合出場を達成するなど、5シーズン目のイングランドで充実した日々を送ったのが日本代表DF吉田麻也(サウサンプトン)だ。
「出られれば結果を出せるという自信はあった。そういう中で、新しい監督の下でも出場チャンスをもらえて、本当に良かったと思う」
シーズン終盤になるにつれてプレー面で存在感を増すことができたことについては、積み重ねてきた個人練習の成果だと説明した。「ウェイトトレーニングはもちろん、アジリティーのトレーニングもやったし、メンタルトレーニングもやったので、どれか一つを取り上げるのは難しいし、時間はかかったけど、試合に出られない時間にやっていたことが生きた」
後半戦はコンスタントに試合に出ることで自然とパフォーマンスが向上するという面もあったという。現在の体重は以前と比べて7、8kg増。「全体的に自分のベースを上げないとプレミアリーグで成功できないと思っていた。欧州の選手と差をつけるためにもアジリティーの部分を伸ばしていきたい。ここで止まるのではなく、さらに突き進んでいきたい」と貪欲だ。
今回はハリルジャパンのレギュラーとしてセンターバックでコンビを組んできたDF森重真人(FC東京)が4年ぶりに代表落ちするというサプライズがあった。
「監督が何かしら満足していないということ。だれもが安泰ではないというメッセージだと思う。経験の多い選手がいなくなるのは少し難しさも出てくると思うけど、自分の立ち位置、ポジションを考え、いろいろなものを含めて引っ張っていかなければいけない」
指揮官からは何も言われていないというが、MF長谷部誠が負傷離脱中とあって試合で3月に続いてキャプテンマークを巻くことが濃厚だ。「やるべきことは変わらないが、より周りに気配りができればいいと思う」としっかりと言った。
(取材・文 矢内由美子)
●ロシアW杯アジア最終予選特集
●ロシアW杯各大陸予選一覧
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
最終予選は“楽ではない”…内田氏も同感 日本代表の前主将が言及「一番の原因は岡崎慎司」
FOOTBALL ZONE / 2024年9月5日 12時20分
-
谷口彰悟、自身も変化の中で臨むW杯最終予選初陣へ「最終予選を戦いに来たことをみんなで言い聞かせながら…」
超ワールドサッカー / 2024年9月4日 23時54分
-
「多少ビックリしている」プレミア挑戦もシャドー起用の鎌田大地、前回悔しい思いをしたW杯最終予選へ「抜け目なくやれると思う」
超ワールドサッカー / 2024年9月3日 21時50分
-
三笘復帰の森保Jが16選手で始動!! 長谷部コーチは練習にも参加、“鬼門”のW杯最終予選初陣へ長友「僕自身も2回痛い思いをしている」
ゲキサカ / 2024年9月2日 19時6分
-
日本代表が“初戦”で「勝てない」理由 「ポジション失うぞ」元主将も指摘した海外組の不安【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年8月31日 8時30分
ランキング
-
1「野球史上最高の日だ!」大谷翔平が「50-50」の歴史的偉業を達成するまでの軌跡
日刊SPA! / 2024年9月20日 15時48分
-
2記録ずくめの大谷翔平が「タッチの差」で唯一逃した大記録 3発、6安打、10打点で「51―51」も
スポーツ報知 / 2024年9月20日 14時49分
-
3美人妻も大谷に大興奮「私の親友は史上最高」 偉業に同僚夫“そっちのけ”「信じられないわ」
Full-Count / 2024年9月21日 7時30分
-
4大谷の殿堂入りを確実視 AP通信「50―50」受け
共同通信 / 2024年9月21日 7時32分
-
5《破局後に即ブロック》バレー女子日本代表監督・眞鍋政義氏、不倫相手に「チームの内部情報」を漏洩か「あいつはあれと付き合ってんねん」 本人は不倫を否定
NEWSポストセブン / 2024年9月20日 16時21分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください