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日本vsシリア 試合前日のハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2017年6月6日 17時55分

公式会見に臨むバヒド・ハリルホジッチ監督

 日本代表は6日、試合会場の味の素スタジアムで公式練習を行い、7日のキリンチャレンジ杯・シリア戦に向けて最終調整した。練習前にはバヒド・ハリルホジッチ監督が公式会見に出席した。

以下、ハリルホジッチ監督の会見要旨

●バヒド・ハリルホジッチ監督
「明日、テストとなる試合がある。6日後の試合に向けた準備のテストマッチだ。イラクに少し似たチームであるシリアを(対戦相手に)選んだ。特にアグレッシブさとパワーのところが似ている。すでに10日間ぐらい一緒に準備しているが、今回はいろんなグループに分かれた。各個人で異なるプログラムをこなした。何人かは多くやり、何人かは少なくやった。国内組は日曜の試合のあとにかなり遅く合流した。残念ながら、少し疲労回復のトレーニングができたぐらいだ。ただ、たくさんのトレーニングを積んで、個人でも組織でもディスカッションを重ねてきた。チームの中でいろんな問題も起きた。ただ、明日は良いテストをしようと選手に伝えている。ハードワークと厳しさを持って戦っていこう、この試合に勝つトライをしようと。まず失点しないことが大事だとも伝えた。そのうえでイラク戦という重要な試合への準備が始まる」

―この試合で試したいことは? 浅野や今野らケガを抱えている選手もいるが。
「異なるオーガナイズを準備し、選手の状態を見極める必要がある。かなり繊細な時期で、能力、経験がないと、調節することは難しい。かなり疲労があるし、ケガもある。試合の出場回数が少ない選手もいる。つまり、いろんな問題が良い試合をすることを妨げる。把握しないといけないのは、だれがいつどのような状態になるか。イラク戦は2か月かけて準備してきた。細かいことまですべて把握している。戦略は私の頭の中にいる。2つのストラテジー(戦略)を準備しておかないといけない。明日、どのようなチームを編成するかのトライが始まる。それがうまくいくかどうかは分からない。毎回感じるのは(準備の)時間が少ないということ。オートマティズム、呼吸を合わせるのが難しい。ボードに書いたり、ビデオを見せたりすることはできるが、グラウンドでよりよく学べる。

 何人かはケガもある。特に今野。思い描いていたプランでは進まなかった。もう少し早くグラウンドに復帰するかと思っていた。とはいえ、常に彼とコンタクトを取っていた。試合数は少ない状態で合流した。30分プレーして合流した。彼が今、どのような状態か、ここで言うのは難しい。乾の状況もある。100%で全部のトレーニングを重ねることはできなかった。イラクを相手にすると、いつケガが起きるか分からないということもある。一緒にイランに行けるかどうかも含め、乾ともメディカルスタッフとも話した。ここ最近、ようやくパフォーマンスが上がってきた。フィジカル的にはかなり準備できている。ただ、問題はケガがどうなるか。試合に入ったとしても、5分でケガをするかもしれない。メディカルスタッフともコンタクトを取ってやっていきたい。彼がチームとずっと一緒にいたいというのは理解している。浅野も少しケガを抱えている。少し良くなっていると聞いているが、いろんな問題がありながらチームは進んでいる。イラク戦はフィジカルの準備が100%できた選手が必要。イラク戦がどういう試合になるかは完璧に把握している。東京のグラウンドとはまったく違う状況が予想される。小さなディテールを積み重ねている。最後の決断をするのは私だが、選手はよくやってくれているし、よい雰囲気もつくっている。今、ここが大事だぞと言っている。勝利で終えることができればいい。この試合に勝てば、8月、9月の試合は少し落ち着いた状態で準備できるのかなと思う」

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