チームを離れる宇佐美、代表合宿には収穫「休む必要もないと思っていた」
ゲキサカ / 2017年6月8日 15時42分
前日の7日にキリンチャレンジ杯シリア戦(△1-1)を行った日本代表は8日、味の素スタジアム西競技場でトレーニングを行った。FW宇佐美貴史(アウクスブルク)は当初の予定どおりイラク戦に帯同せず、練習後にチームを離脱する。
同ポジションのFW乾貴士が右足首痛を抱えるため、5月28日から海外組による事前合宿にバックアップメンバーとして参加。シリア戦のメンバーとして追加招集されたが、乾は試合に出場するまでにコンディションが回復し、宇佐美は当初の予定どおりチームを離れる。シリア戦での出場機会こそなかったが、「来られて良かったと思う」と充実感を漂わせた。
「休みきってコンディションを崩すよりは良かった。合宿にくるまでに3日ほどゆっくりする時間があって、そこでもいいオフを過ごせた」。4シーズンぶりに復帰したブンデスリーガではラスト4試合連続でベンチ外となるなど、11試合の出場(うち先発5試合)にとどまり、無得点。チームは残留争いに巻き込まれた。
「シーズンを通して戦えていないので休む必要もないと思っていた中で(合宿に)呼んでもらえて、厳しいトレーニングが積めた。僕としてはメリットが大きかった。準備という位置付けだったけど有意義な時間になった」
一足早く、来季に視線を切り替える。バヒド・ハリルホジッチ監督とは来シーズンの過ごし方についても言葉をかわした。所属クラブで「真ん中の10番」に挑戦するという宇佐美は、4-3-3システムを採用する日本代表にも還元できると考える。
「中での適性が出てくれば4ー3ー3のインサイドハーフもできる」。シリア戦でインサイドハーフの位置に入ったMF今野泰幸、MF倉田秋、FW本田圭佑のプレーを見て、「それぞれスタイルが違った。どういうスタイルでやっていくかはその時のフィーリングやチームの状況でも変わってくる」と感じたようだ。
シリア戦では古巣G大阪の元同僚、MF井手口陽介がA代表デビューを飾った。「らしさが出ていた。素早く狩りに行く、良さがしっかり出せていた。試合後はおめでとうという気持ちだけでした」。後輩の活躍を刺激に変え、新たなチャレンジが始まる。
(取材・文 佐藤亜希子)
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