[総体]ユース取材ライター陣が推薦する総体予選注目の11傑vol.5
ゲキサカ / 2017年6月8日 18時11分
FW前原龍磨(実践学園高3年)
「『スピードには自信があります』と言い切る快足ドリブラー。その切れ味鋭いドリブルは先日まで開催されていた関東大会でも十分通用していたが、以前から『点が取れない試合があると悔しいので、もっと点を取りたいし、個人で打開する力ももっと欲しい』と話す向上心の塊に満足する様子はない。『自主練でずっとやっているカットインからニアへのシュート』は一見の価値あり。
FW宮脇有夢(早稲田実高3年)
「今大会のダークホースにも挙げられる早稲田実高で10番を背負う万能系アタッカー。代表校となる関東一高を最後まで苦しめた昨年度の選手権予選でも、今シーズンの東京を席巻している実践学園高に惜敗した関東大会予選でも、共に素晴らしいゴールを記録。きっちりボールを収める能力も非常に高く、“ワクワク感”に溢れているスケールの大きなプレーが魅力。なお、平塚学園の早坂翼は湘南ベルマーレU-15平塚時代のチームメイト」
FW塚原智也(東海大高輪台高1年)
「昨年度の全国総体出場校に彗星のごとく現れた1年生ストライカー。一次トーナメント初戦の海城戦で先制ゴールをマークすると、ブロック決勝の都立狛江戦でも2試合連続の先制弾を頭で叩き込み、チームの二次トーナメント進出へ大きく貢献。川島純一監督も『飄々としているけど、アレは点取り屋ですよ』と高評価を与えており、連続出場を狙う高輪台のラストピースとして、得点感覚という特殊能力を遺憾なく発揮している」
■執筆者紹介:
土屋雅史
「(株)ジェイ・スポーツに勤務。Jリーグ中継担当プロディーサーを経て、『デイリーサッカーニュース Foot!』を担当。群馬県立高崎高3年時にはインターハイで全国ベスト8に入り、大会優秀選手に選出。ゲキサカでコラム、『SEVENDAYS FOOTBALLDAY』を連載中。著書に「メッシはマラドーナを超えられるか」(亘崇詞氏との共著・中公新書ラクレ)。」
●【特設】高校総体2017
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