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サウジ代表が黙とう行わず…SNS中心に物議醸し協会が翌朝公式謝罪

ゲキサカ / 2017年6月9日 19時56分

8日の試合でサウジアラビア代表の選手が黙とうを行わなかったことが物議を醸している

 8日に行われたW杯アジア最終予選のオーストラリア代表対サウジアラビア戦の試合前にあった出来事が物議を醸している。

 同試合のキックオフ前にロンドンで起きたテロの犠牲者に対する黙とうが実施された。その時にオーストラリアの選手は肩を組んで一列になって黙とうを捧げていたが、サウジアラビアの選手たちはバラバラに散らばってしまった。

 豪メディア『フォックス・スポーツ』でプレゼンターを務めるアダム・ピーコック氏は、アジアサッカー連盟がサウジアラビアの希望を受け入れずに黙とうを強行したことに端を発していると伝えているが、このことはSNS上で大きな議論を巻き起こしていた。

 事態を重く見たサウジアラビアサッカー連盟(SAFF)は一夜明けた9日朝に公式サイトに謝罪文を掲載。「アデレードで行われたW杯最終予選のオーストラリア戦において、6月3日にロンドンで発生したテロ被害者に捧げる1分間の黙祷をチームの一部のメンバーが守らなかったことについて、深い遺憾と謝罪を表明します」と謝罪し、沈静化を図った。

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