個性異なる乾に触発される原口「サッカー観が全然違う」
ゲキサカ / 2017年6月10日 3時42分
ライバルに触発される部分もあるようだ。日本代表FW原口元気(ヘルタ・ベルリン)はFW乾貴士(エイバル)について「いろんな意味で刺激をもらえる存在」と認め、「いろいろ話したりもするし、話していても刺激をもらえる」と、プレー面だけでなく、精神面でも自分とは大きく異なる個性を持った選手だと感じている。
「僕とはドリブルの仕方も仕掛け方も全然違うし、サッカー観も全然違う」。同じ左ウイングのポジションを争うライバルについて原口が何よりも感心するのが「サッカーを楽しむことを一番に考えている」こと。「僕は常に全力で必死にやってきた。サッカーの楽しさを彼を見ていると感じる。それがああいう余裕あるプレーにつながるのかなと」。そう率直に語った。
26歳の原口と28歳の乾だが、日本代表に同時に招集されたのは今回が初めてだった。代表合流初日にも乾について「もともと見ていて楽しい選手だと思っていた。技術でいったらかなわない領域にある」と話していたが、すでに10日間にも及ぶ合宿の中であらためて乾のことを知り、自分自身と向き合うきっかけにもなったようだ。
7日のシリア戦(1-1)は原口が先発したが、後半14分に乾と交代。その乾が再三チャンスに絡み、約2年ぶりの代表復帰戦で存在をアピールした。それでも「僕の良さは違うところにある」と話す原口の自信は揺るがない。「あの試合も僕が前半のうちに決めていれば何てことない試合だった」。強力なライバルの出現が原点回帰へとつながり、そのモチベーションをさらに高めている。
(取材・文 西山紘平)
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