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U-20日本代表DF杉岡が針の穴を通すようなシュート!湘南が高卒ルーキーのV弾で徳島撃破

ゲキサカ / 2017年6月10日 18時5分

[6.10 J2第18節 徳島0-1湘南 鳴門大塚]

 J2リーグは10日、第18節1日目を行った。湘南ベルマーレは敵地で徳島ヴォルティスと対戦し、1-0で勝利。3試合ぶりの白星を飾った。一方、徳島は6試合ぶりの黒星を喫した。

 前半の主導権を握ったのは徳島だった。前半11分、ペナルティーアーク付近にこぼれたボールをMF前川大河が右足一閃。これはクロスバーを越えていってしまう。29分には右サイドでの巧みなパスワークからFW渡大生がPA右に抜け出したが、クロスは相手に阻まれ、こぼれ球に前川が反応したがシュートを打つことができない。

 前半のチャンスは右CKからのFW端戸仁のヘディングシュートのみにとどまった湘南。ハーフタイムでMF石川俊輝とDF島村毅を投入すると、後半開始早々に先制点を挙げる。5分、FW野田隆之介がPA左角あたりでタメをつくり、追い越していったDF杉岡大暉へつなぎ、杉岡が左足を振り抜く。角度はなかったが鋭いシュートが右サイドネットに突き刺さり、1-0。ルーキーのU-20日本代表DFが今季3点目を決めた。

 反撃に出る徳島は後半22分、MF島屋八徳のダイレクトパスをPA内で受けた渡が右足シュートも惜しくもゴール左。直後の24分には、左サイドからDF内田裕斗が上げたクロスをファーサイドのFW山崎凌吾が滑り込みながら合わせたが、GK秋元陽太のファインセーブに阻まれる。終盤にも猛攻を仕掛けたが、最後まで湘南の守備を崩すことができず、徳島は0-1で敗れた。

 決勝戦を決めた杉岡は、試合後のインタビューで「本当に隆さんがあそこで頑張ってくれた。サイドは空くと言っていたので、走っていいところにいけた。しっかり攻めの姿勢を見せることが結果につながっていると思う」と振り返った。また、U-20W杯で得たことも多いようだ。「海外の選手たちと激しくやれたので、そういう経験はこっちでも生かしていきたい」と今後へ意気込んだ。

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