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暑さによる集中の欠如を危惧する川島「クレバーにやらないと」

ゲキサカ / 2017年6月12日 2時37分

リラックスした表情で調整するGK川島永嗣

 一瞬の隙も見せるわけにはいかない。13日のW杯アジア最終予選・イラク戦(テヘラン)に向け、日本代表GK川島永嗣(メス)は「とにかく(相手に)何もやらせないつもりで、球際もそうだし、この暑さの中でクレバーにやらないといけない。要所要所で相手にやらせないことが大事」と、守備のポイントを挙げた。

 7日のシリア戦(1-1)は後半立ち上がりの3分にショートコーナーから先制を許した。イラクとホームで対戦した昨年10月6日の試合でもFKから失点しており、リスタートでの集中は必須。「相手のストロングポイントはカウンターやセットプレー。自分たちが集中力を高めていかないといけない」と、守護神として最後尾から目を配り、しっかり声がけしていくつもりだ。

「この暑さで集中力が切れることもある。気づいた人が声をかけたり、その状況に応じて対応することが大切になる」。気温35度を超える灼熱のピッチでの試合。「練習から話し合ってコミュニケーションを取っているけど、一番大事なのは試合の中で何ができるか。試合の中で対応できないと意味がない」と力説した。

(取材・文 西山紘平)
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