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中学時代は10番背負って全中出場。立教新座の10番MF橋本拓磨「ベスト4へ絶対に行きたい」:埼玉

ゲキサカ / 2017年6月12日 21時39分

立教新座高の10番MF橋本拓磨

[6.11全国高校総体埼玉県予選決勝2回戦 富士見高 0-4 立教新座高 浦和南高G]

 メンバーを固定すること無く、状態の良い選手や1週間のトレーニングでアピールした選手が公式戦で起用されている立教新座高。その中で数少ない欠かせない存在になっているのが、MF橋本拓磨(3年)だ。

 前日に行われた市立浦和高との初戦で相手にボールを支配されて走らされ、この日は芝の深い人工芝のピッチでタフなゲームを強いられた。決して納得の行くパフォーマンスでは無かった橋本だが、それでもコンビネーションで局面を打開したり、得意のドリブルで仕掛けるなど随所で技術レベルの高さを発揮していた。

 橋本はさいたま市立尾間木中出身。中学時代には10番を背負って関東大会で優勝し、全国中学校大会にも出場した。現U-18日本代表のCB生駒仁(現・鹿児島城西高)らを擁した鹿児島育英館中にPK戦で敗れたものの、全国で1勝を果たしている。

 そのMFは「自分としてはベスト4へ絶対に行きたいという目標があるので、そこを目指して一試合一試合ずつ大切にやっていきたいです。(個人的には)中学校の時はドリブルがメーンでやっていたので、高校でも前線ではドリブルで仕掛けて一人で打開できるようなプレーをしたいです」と意気込んだ。

 献身的な守備が特長のMF井上翔太(3年)とのダブルボランチはチームの“生命線”。そこで攻守で躍動して目標の舞台に近づく。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2017

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