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[MOM2142]立教新座MF井上翔太(3年)_2試合連続無失点。貢献度大の“潰し役”

ゲキサカ / 2017年6月13日 1時1分

立教新座高MF井上翔太

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.11全国高校総体埼玉県予選決勝2回戦 富士見高 0-4 立教新座高 浦和南高G]

 決して目立つ存在ではない。だが、立教新座高の前田和伸監督は彼に対する信頼感を口にしていた。ダブルボランチの一角を担うMF井上翔太(3年)は、チームのバランスを意識しながら中盤で“潰し役”として奮闘。運動量多く相手のボールホルダーとの距離を詰め、そこで1人でボールを奪い取るなど、チームの守備のリズムを生み出していた。

「中盤で潰すことは意識している。サイドに出た時にサイドハーフを出すことで限定して、間しかないようにみんなが追い込んでくれていた。そこで取りやすかったです」と振り返ったこの日は、チームメートにパスコースを限定させてボールを奪い取り、CBが跳ね返したボールを回収。また、攻撃面では相手が予想以上に前に出てこなかった中で攻め方を修正し、試合半ばからは上手くサイドを活用しながら組み立てていた。

 初戦の市立浦和高戦で完封勝利。今季の県リーグでは先制しながらも追いつかれたり、終盤の失点で敗れる試合が続いていた。だが、ボールを支配され、セカンドボールの攻防でも相手に上回られながらも粘り強く守って完封したことがきっかけとなり、井上を含めた守備陣は最後までやり切ることができてきている。

 ベスト8進出を懸けた3回戦では浦和西高と激突。「浦和西はきょうも結構点の取り合いで勝っている(浦和西4-3大宮東)。FWも強いと思う。でも、自分たちも2試合連続無失点なので、次も無失点で行けるように続けていきたいです」。

 謙虚な口調で試合を分析していた姿も印象的。だが、戦いの中でボランチは激しいプレーも泥臭いプレーも厭わない。3回戦では押し込まれても穴をつくらず、危険を潰して、3試合連続無失点で勝ち上がる。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2017

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