1年ぶり代表戦出場の遠藤航、“受難の中盤”でタフに90分フル回転
ゲキサカ / 2017年6月14日 4時30分
[6.13 W杯アジア最終予選 日本1-1イラク テヘラン]
急造の中盤で奮闘した。日本代表はMF遠藤航(浦和)がダブルボランチの一角で先発。昨年6月7日のキリン杯決勝ボスニア・ヘルツェゴビナ戦(1-2)以来、約1年ぶりの代表戦出場となり、先発は15年11月17日のW杯アジア2次予選・カンボジア戦(2-0)以来だった。
クラブでは3バックの中央を務めており、ボランチ自体が久々だったが、「立ち上がりに良いプレーができて、個人として良い入りができた」と落ち着いてプレー。チームとしても前半8分にセットプレーから先制点を奪った。
しかし、ここから攻撃は停滞。「1点取れたのは大きいけど、その後、ブロックを敷いて守る時間帯が多くて、あまり自分たちでボールを動かせなかった」。それでも守備では無失点で前半を終え、1点リードで後半に折り返したが、なかなか流れを引き戻すことができなかった。
「後半は相手が落ちてきて、(スペースが)空いてきた中でもう少しボールを動かしたかった。失点した時間帯も守備にずっと追われている中だったので、ちょっともったいなかった」。チームは1-1の引き分けに終わったが、遠藤は中盤で体を張り、ピンチの芽を摘んだ。猛暑で両チームともに運動量が落ちる中、最後まで走り切った。
MF長谷部誠、MF香川真司が離脱中で、7日のシリア戦(1-1)で右すねを打撲したMF山口蛍も欠場した。故障明けのMF今野泰幸もベンチスタートとなり、遠藤とA代表初先発のMF井手口陽介がダブルボランチを組んだスクランブル布陣。その井手口も脳震盪で後半17分に交代するなど“受難の中盤”で90分フル出場。灼熱のテヘランでタフネスぶりを発揮した。
(取材・文 西山紘平)
●ロシアW杯アジア最終予選特集
●ロシアW杯各大陸予選一覧
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
中国代表は「チーム作りの段階」 W杯最終予選「アジアトップ候補」日本の”攻略法”を母国記者が分析
FOOTBALL ZONE / 2024年7月11日 8時30分
-
柏が打ち合い制して今季3度目の連勝! 後半に松木&荒木ら投入のFC東京は終盤失点で今季初連敗
ゲキサカ / 2024年7月6日 21時32分
-
【単独インタビュー】日本代表主将MF遠藤航はいかにしてリバプールに適応したのか「自分自身に言い聞かせていたのは…」
ゲキサカ / 2024年7月5日 7時0分
-
浦和MF堀内陽太が埼スタJ1デビュー! 19歳の決意表明「中心選手になれるように気合を入れて頑張っていきたい」
ゲキサカ / 2024年7月2日 23時17分
-
今までの日本代表は伊藤洋輝を使い切れていなかった バイエルン移籍に”値する”裏付け【前園真聖コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年6月21日 12時10分
ランキング
-
1大谷翔平が着用したユニホームは「ゴミ袋」 MLB球宴ユニに批判殺到
東スポWEB / 2024年7月18日 17時6分
-
2サッカー韓国代表への「人種差別発言」に地元メディア激怒 相手選手の「ジャッキー・チェン」発言は許せない
J-CASTニュース / 2024年7月18日 17時4分
-
3「いつもなんですよ」楽天・今江監督の疑問から日程を確認すると…西武戦なぜ週末ばかり?
スポニチアネックス / 2024年7月18日 8時2分
-
4《オールスターで特大HR》大谷翔平の妻・真美子夫人、ドジャース奥さま会で“目立たないように…” 集合写真では前列中央から“後列の端のほう”に立ち位置移動
NEWSポストセブン / 2024年7月18日 7時15分
-
5「面識のない女性を3対1で…」性的暴行で逮捕・佐野海舟容疑者「社会を知らない」と危惧していた父…直前に「プライベートも楽しむ」“意味深”投稿
NEWSポストセブン / 2024年7月17日 19時23分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)