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「故意ではない」乱闘劇発端のオスカルをビラス・ボアス監督、主将が擁護

ゲキサカ / 2017年6月20日 23時16分

突き飛ばされたオスカルは複数選手に囲まれ、乱闘に発展

 18日に行われた中国スーパーリーグの上海上港対広州富力戦で巻き起こった大乱闘が波紋を呼んでいる。1-1で迎えた前半アディショナルタイム、ブラジル代表MFオスカルが強く蹴り上げたボールが2回連続で相手選手にぶつかったことを発端に、両チームの選手やスタッフら約50人がピッチ上で入り乱れる大乱闘劇に発展した。

 中国『湖北日報網』によると、騒動の引き金になったプレーが問題視されているオスカルは、選手に2回連続でぶつかったキックが故意ではないと主張。試合後のインタビューで、「僕はプレーに専念する選手。スポーツの精神を大いに尊重している」と潔白をアピールしていた。

 上海のキャプテンDF王シン超もオスカルがプレミアリーグの激しい戦いに慣れていることを挙げ、「オスカルは普通にプレーをしていただけ」と見解を示したほか、アンドレ・ビラス・ボアス監督も「オスカルはただ相手を圧倒したかっただけ。故意にラフプレーをしたとは思わない」と擁護した。

 ただしオスカルを突き飛ばした2選手のみにレッドカードが提示されたことに言及した指揮官は、「もちろん乱闘に参加した私たちもレッドカードを受けなければならないという意見も分かる」と反省の色も見せている。
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