「キャプテンが獲ることで上がる」。鹿島学園はMF梶野主将がチーム「上げる」先制ヘッド!
ゲキサカ / 2017年6月21日 23時8分
[6.21全国高校総体茨城県予選決勝 鹿島学園高 2-0 鹿島高 ひたちなか陸上競技場]
前半11分、鹿島学園高は相手のクリアボールを拾った右SB水野志乃哉(3年)がクロスボール。これはニアサイドで鹿島高GKがパンチングでクリアする。だが、弾かれたボールをPA外側から突っ込んできたMF梶野航平主将(3年)がダイビングヘッド。「こぼれ球を意識していた」という主将が頭で合わせたボールは、ゴール前の混戦を抜けてそのままゴールへ吸い込まれた。
普段はダブルボランチの一角として出場する梶野はこの日、1ボランチのMF深貝陸(3年)と縦関係のトップ下として出場。中盤での空中戦での競り合いやセカンドボールの攻防などで奮闘していたが、本人が特に意識していたのはゴールだった。
「点獲るっていうのは気持ちも上がりますし、チームの雰囲気も上がるんで、誰が獲るのかというのも重要だと思いますし、それはキャプテンが獲るということで上がると思うので取っていきたい」
得点数が彼自身の評価基準。プレーでチームを引っ張るためにも、チームを勢いづかせるためにも自身のゴールが必要だと考えている。だからこそ、緊張感高い決勝戦の試合序盤にゴールを奪ったことを喜んでいた。
梶野は今後のプリンスリーグ関東、全国総体でも貴重なゴールを決めてチームを勢いづける意気込み。「インターハイ予選で1点しか獲れなくてプレーで引っ張ることができていなかったので、この決勝で1点獲れたことは良かった。プリンス(リーグ)でまだそんなに点獲っていないので点獲って、信頼感得るキャプテンになりたいです」。チームのためにゴールという結果を残して、精神面でも、プレーでも信頼される存在になる。
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2017
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