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PK戦でチリGKブラーボが驚異の3連続ストップ!!ポルトガルを“瞬殺”して初の決勝へ

ゲキサカ / 2017年6月29日 6時13分

チリGKクラウディオ・ブラーボがPK戦で3連続ストップ

[6.28 コンフェデ杯準決勝 ポルトガル0-0(PK0-3)チリ カザン]

 コンフェデレーションズ杯の準決勝1日目が28日に行われ、ポルトガル代表(欧州王者)とチリ代表(南米王者)が対戦した。試合は延長戦を含めた120分間でも0-0と決着がつかず、PK戦を3-0で制したチリが初の決勝進出。決勝と3位決定戦は7月2日に行われる。

 ポルトガルは累積警告で出場停止のDFペペに代わり、DFジョゼ・フォンテが3試合ぶりにスタメン出場。フォーメーションは従来の4-4-2で、FWクリスティアーノ・ロナウドとFWアンドレ・シルバが2トップを組んだ。対するチリは中盤をダイヤモンド型にした4-4-2の布陣を採用。トップ下にMFアルトゥーロ・ビダル、2トップにFWアレクシス・サンチェスとFWエドゥアルド・バルガスが入った。

 ファイナル進出を懸けた初出場国同士の一戦。いきなり絶好機とビッグセーブが飛び交う派手な幕開けとなった。前半6分、サンチェスが送ったスルーパスからバルガスがPA内やや左に抜け出す。しかし、シュート体勢に入った時点ですでにGKルイ・パトリシオが目の前まで迫っており、コースがなくブロックされた。同7分にはロングボールに反応したC・ロナウドが左サイドを抜け出し、PA左角付近から左足で折り返す。ファーからフリーで走り込んだA・シルバが右足で合わせるも、的確に寄せたGKクラウディオ・ブラーボにシュートを絡め取られた。

 その後は一転して堅い展開となり、徐々にビダルにボールが入るようになったチリが主導権を握り始める。前半28分にビダルが素早いリスタートから右サイドに展開すると、攻め上がって受けたDFマウリシオ・イスラが右足でクロス。ニアのMFチャルレス・アランギスが頭でそらすように合わせるが、ゴール左に外れる。同30分には左クロスからPA内のビダルがオーバーヘッドを試み、ファーへ流れたボールに再びアランギスが反応。しかし、振り抜いた右足にうまく当てることはできず、ゴール右に外してしまった。

 スコアレスで折り返し、後半も先にペースをつかんだのはチリ。だが、後半9分に左クロスからビダルが放ったヘディングシュートは枠を外れ、同12分に右CKのこぼれ球を右足の反転ボレーで押し込もうとしたバルガスのシュートもGKパトリシオに防がれる。さらに同17分、PA後方右のビダルが右足でパンチのあるシュートを打つが、わずかにクロスバーを越えた。

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