1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[プレミアリーグEAST]柏U-18が市立船橋撃破!“トップチームのように”良いサイクル継続してV争いへ

ゲキサカ / 2017年7月3日 14時28分

 すぐに反撃に出た市立船橋は7分にFW福元が抜け出したが、これは距離を詰めた柏U-18のU-18日本代表GK猿田遥己(3年)がビッグセーブ。10分にもハイプレスでボールを奪い、前線で危険な存在となっていた福元が左足シュートを打ち込んだ。だが、市立船橋に傾きかけていた流れの中で柏U-18が2点目を奪う。11分、中盤でボールを奪うと、加藤のパスで落合が左のスペースを突く。そして、DFの股間を通す技ありのラストパス。これを右MF正田徳大(2年)が1タッチでゴールへ押し込んで2-0とした。
 
 その後、市立船橋はパワーを持ってゴールへ迫る。14分、福元が強引にCBを振り切ってシュートまで持ち込み、16分にはMF有田朱里(3年)がDFを外して決定的な右足シュート。25分には杉山の左FKをファーサイドの福元がダイビングヘッドで合わせる。柏U-18が守りに意識が傾いていたこともあったが、ボールを支配し、ショートカウンターも効いていた市立船橋があわやのシーンを作り続けた。

 だが、前半にボールを奪いきれずに走らされた部分が響いたか、市立船橋は勝負どころに入る前に足を攣らえる選手が続いて出てしまう。また、決定機は作っていたものの、決め切ることができない。要所を欠いて今季続いている惜敗となった市立船橋に対し、終盤は柏U-18が逆に決定機を連続で作り返して2-0で押し切った。

 柏U-18は前半から押し込み続け、後半立ち上がりに連続得点。終盤は逆に差し込まれていたが、猿田やU-18日本代表CB中川創主将(3年)、杉井中心に耐えて守りきった。約1か月半の中断期間明けとなった前節の浦和ユース戦は後半アディショナルタイムに追いついてドロー。そしてこの日、同県の強豪対決を制した。チームには良いサイクルが出来つつあるのだという。

 主将の中川は「ここ何週間かプレミアの中断期間も含めて練習の中身とかも凄いいい雰囲気でやれていて、この間のレッズ戦のハーフタイム終わった時もみんなの顔が生き生きしていて今までと違う雰囲気だと自分も感じていました。選手一人ひとりの自信もついて、集中するモードは前と変わっています。勝って反省して、また勝って反省してという今のトップじゃないですけど、そういう良いサイクルを今後も続けて行けるように。毎日の練習がこういう試合に結びついてくると思うので、練習の雰囲気も内容も落とさずにやっていけたらいいと思っています」。

 自分たちもJ1で首位に立つトップチームのようなサイクルを続けていくこと。今月開幕する日本クラブユース選手権での日本一獲得はもちろん、プレミアリーグの優勝も狙って巻き返していく。まずは白星を掴んだ後の一週間が大事。トレーニングで積み上げて、自信を持って次節を戦い、また勝利する。

(取材・文 吉田太郎)●2017 プレミアリーグEAST

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください