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ロシアW杯へ野心たぎらせる小林祐希、その先には「日本代表を自分の色に染めたい」

ゲキサカ / 2017年7月3日 15時42分

MF小林祐希

 飛躍の1年となった。自身初の海外挑戦。昨夏、磐田からオランダのヘーレンフェーンに移籍すると、新天地でも定位置を確保し、デビュー戦から30試合連続で先発出場を果たした。ハリルジャパンにも初招集され、6月にA代表デビュー、11月にはA代表初ゴールと出場2試合でしっかりと爪痕を残した。ロシアW杯まであと1年。MF小林祐希は現在地から目標までの距離を逆算し、包み隠さずに野心を語った。

いつでも狙ってますよ、
日の丸のキャプテン

――オランダに新天地を求めた16-17シーズンを振り返って、どのように感じていますか?
「最後のプレーオフは外されちゃったんですが、リーグ戦、カップ戦を含めてコンスタントに試合に出場することができました。その中で、ゴールやアシストの結果をあまり残せなかったことは悔しいですが、チームの中で認められて、自分の居場所を確立できたのは収穫だったと思います」

――この一年間で成長した部分は?
「我慢する力がついたんじゃないですかね。オランダ人ができないようなこと、日本人ならではの気遣いとか、協調性みたいなところで勝負しました。自分の好きなプレーではなく、チームとして何をすべきかということを常に俯瞰で考えた。この一年は『ブレインストレッチ』というトレーニングにも力を入れました。毎日瞑想をしています。脳が判断するよりも先に体が動くようになりたくて。プレーの見え方に変化が出てきたし、試合中にゾーンに入ることができます」

――ユルゲン・ストレッペル監督の信頼を得られたのはなぜだと思いますか?
「監督は『お前は俺の息子だ』と言ってくれます(笑)。デビューして3試合目のカップ戦(9月20日のデ・フラーフスハープ戦)がきっかけだったと思う。相手が2部のクラブで、あまり分析ができていなかったんです。監督の指示で守備の形を変えたんだけど、それが全くかみ合わなかった。すぐにベンチに行って意見を伝えたら、監督も全く同じ指示を出そうとしていたんですよ。システムを変えたあとは機能して、5-1で逆転勝ちしました。そのときに『状況が見えている』と監督が評価してくれて、信頼を得られたんじゃないかな。それが30試合連続出場にもつながったんだと思います」

――食事にこだわっていると聞きました。
「農家さんとコンタクトをとって、一緒に米を育てたり、農作物をつくったりする活動をしています。オランダではほぼ9割が自炊。残りの1割は日本食を食べに行きます。月1回はチームメイトを連れて行ってご馳走する。みんな日本食が大好きなんですよ。『祐希、また行こう』って好評です」

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