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Jリーガーになって半年で海外挑戦を選んだ奥川雅也の現在地…「早く代表に入りたい」

ゲキサカ / 2017年7月24日 15時50分

奥川雅也とは――
―奥川雅也というプレーヤーの原点を教えてください。まずサッカーを始めたきっかけは?
「滋賀県甲賀市は全然サッカーが盛んな地域ではないのですが、兄がサッカーをしていて、それを見に行ったりして、それにつられて始めました。兄と弟は今も社会人でサッカーを続けています」

―幼いころから目立つような選手だった?
「いいえ、チームにあと2人上手い子がいて、そっちのほうが上手いってコーチに言われていました。京都の下部組織に入れたのはラッキーで、滋賀県のトレセンに行っているときに京都に遠征があって、その時にサンガの人が見てくれていた。たまたまだったというのは聞きました」

―自分の実力がついてきたなって思ったのはいつぐらいから?
「中学2年で中学3年の試合にずっと出させてもらうようになってからですね。そこくらいから自信を持ち始めました。プロを意識しだしたのも中学2年ですね。中学2年がぼくにとっては一番ターニングポイントです」

―世界を意識したのはいつ?
「僕たちの世代でけっこう良い選手が集まっていて、全国大会も出ていたんですけど、それもあって世界大会にも行けて、そこで意識しました。前は日本でプロになりたいなっていうのがあったんですけど、海外でもできるんだなって思って、目標が海外に向いていきました」

―トップに上がってわずか半年で海外移籍を決断しました。
「早い段階で行けたらいいなって思っていて、そこで良い話が来ました。あの時期は本当に自信があったし、良いプレーもできていたので、U-18日本代表のロシア遠征でたまたま見てくれていたらしくて。得点も決めて、調子がよかったんです」

―リバプールが興味を持っていると報道されるなど、多くの選択肢があったようですね。
「でも高校卒業してすぐなので、そんなに大きく考えていませんでした。話を聞いたときにも『え!?ほんま?』って感じだったので、どうこう考えてっていうのはなかったです」

―どういう選手になりたい?どういうリーグに行きたい?
「行きたいリーグはスペインなんですけど、今、乾(貴士、エイバル)くんが活躍している中で早く行きたいっていうのがあります。自分も今は自分に合ったリーグでコツコツ自信をつけていければ、いつかスペインに行けると思っています。そういう意味では、もっと前に貪欲に行ける選手にならないといけない。もっと怖い選手になりたいです」

―乾選手の話も出ましたが、京都の先輩の久保裕也(ゲント)選手など他の海外組から受ける刺激はありますか?
「久保君は僕が中学のときにトップデビューしていたのですが、目標というか単純にすごいなという存在でした。オフの期間に他の日本代表でプレーしている海外組の選手とイベントに参加する機会がありましたが、一緒にやれるっていうのは、自分にとって良い経験になります。自分もっていう意欲になるので、僕も早く代表に入れるように頑張りたいです」

―『古都のネイマール』の愛称も継続でいい?
「ネイマール選手はずっと目標にしている選手なので嬉しいです。いつか対戦してみたい人。一緒のチームだと、たぶんボールが回ってこない(笑)。ナイキのスパイクを履いているのも、中1の時のプレミアカップで優勝して貰ったスパイクがネイマール選手が履いていたスパイクだったからです。そこから僕はずっとナイキ。今は自分に合ったものを提供してもらっているので、奥川モデルとして販売してもらえれば最高ですね!」

(取材・文 児玉幸洋)●海外組ガイド

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