森保前監督退任の広島が連敗ストップ、横浜FMの連勝止める劇的ドロー
ゲキサカ / 2017年7月8日 21時5分
[7.8 J1第18節 横浜FM1-1広島 日産ス]
5連勝中の横浜F・マリノスは4連敗中のサンフレッチェ広島をホームに迎えたが、対照的な状況の両チームの対戦は1-1の引き分けに終わった。
5連勝中の横浜FMは前節・大宮戦(2-1)から先発一人を変更。キュラソー代表としてCONCACAFゴールド杯に出場するためチームを離れたMFマルティノスが欠場し、代わってマケドニア代表としてU-21欧州選手権に出場していたMFダビド・バブンスキーが7試合ぶりに先発した。
4連敗を喫した前節・浦和戦(3-4)後、森保一前監督が退任し、横内昭展ヘッドコーチが暫定監督として指揮を執る広島は浦和戦から先発2人を変更。右ハムストリングス筋損傷で離脱したMFミキッチに代わってMF高橋壮也が右サイドハーフで9試合ぶりに先発したほか、MFアンデルソン・ロペスが2試合ぶりに先発し、MF柴崎晃誠がボランチにポジションを下げた。[スタメン&布陣はコチラ]
横浜FMは前半3分、バブンスキーの縦パスを受けたMF齋藤学が素早い反転から右足を振り抜くが、シュートはGKの正面。その後はボールを保持するものの、守備を固める広島を崩せず、膠着した展開が続いた。
前半24分には広島MF森島司のバックパスがミスになって齋藤に渡るが、カバーに戻った柴崎がスライディングタックルでカット。ピンチを逃れた広島は同34分、右サイドからのアーリークロスに森島が飛び込んだが、ヘディングシュートはゴール左へ。互いに決め手を欠き、前半はスコアレスで折り返した。
後半最初の決定機も横浜FMがつくる。後半13分、MF天野純のワンタッチパスに反応した齋藤がPA内左から左足でシュート。GKが弾いたボールは目の前のFWウーゴ・ヴィエイラの胸部付近に当たって跳ね返ったが、わずかにゴール左へ外れた。
後半に入ると、徐々に広島がパスを回して攻め込む時間が出てきたが、横浜FMの堅守をこじ開けるには至らない。後半20分、MF青山敏弘の縦パスをFW皆川佑介がワンタッチで落とし、森島が左足を振り抜いたが、GK飯倉大樹が正面で弾いた。
横浜FMは後半26分、バブンスキーに代えてMF前田直輝を投入。同33分にはDF金井貢史に代わってDF松原健が右サイドバックに入った。広島も同35分に最初のカードを切り、柴崎に代えてMF茶島雄介をピッチに送り込む。両チームのベンチが動いて1点を取りに行くと、後半36分、ホームの横浜FMがついに均衡を破った。
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