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浦和、高木の「決めなかったら自分は終わり」ブレ球直接FK弾で熊本に完封勝利

ゲキサカ / 2017年7月12日 21時8分

[7.12 天皇杯3回戦 浦和1-0熊本 浦和駒場]

 天皇杯の3回戦が12日に行われ、浦和駒場スタジアムではJ1の浦和レッズとJ2のロアッソ熊本が対戦。前半にMF高木俊幸のゴールで先制した浦和が1-0の完封勝利を収め、4回戦に駒を進めた。

 試合が動いたのは前半アディショナルタイムだった。FWズラタンがMF上原拓郎のファウルを誘って浦和がFKのチャンスを得る。距離はあったもののキッカーを務めた高木が右足で直接狙い、無回転で飛び出したボールは急激に落下するとゴールライン直前でワンバウンドしてネットを揺らし、スコアを1-0とした。

 1-0と浦和がリードしたまま後半を迎えると、後半26分に浦和が好機を迎えるが、高木が左サイドから送ったクロスのこぼれ球に反応したMF矢島慎也のボレーシュートは相手選手にブロックされてしまう。さらに同アディショナルタイムのFWオナイウ阿道のシュートがポストを叩くなど、浦和に追加点こそ生まれなかったものの、熊本の反撃を許さずに1-0の完封勝利を収めた。

 決勝点を奪った高木は試合後のインタビューで、「とにかく結果を出すことが大事だと思って試合に臨んだ。前半は不甲斐ないプレーばかりで何もできていなかったので、あれを決めなかったら自分はもう終わりだという気持ちで蹴りました」とゴールシーンを振り返ると、自身今季公式戦初ゴールに「本当にほしかった1点が取れたので、これを勢いに得点を継続して取り続けたい」と語り、今後の得点量産を誓った。

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