1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

磐田内定のエース中野が2発!!筑波大がJクラブ3連破で大学勢8年ぶりの16強入り

ゲキサカ / 2017年7月13日 3時10分

 後半12分には筑波大が決定機をつくる。中野のスルーパスに反応した西澤がPA左手前から右足でゴール前にクロス。2列目から走り込んだ戸嶋がフリーで抜け出すが、シュートはゴール左へ。さらに同16分、戸嶋の絶妙なスルーパスから中野がPA内にフリーで抜け出したが、右足のシュートはゴール右に外してしまった。

 福岡は後半18分、ウィリアン・ポッピに代えてFW松田力を投入。同22分にはFW三島勇太に代わってFWジウシーニョが入った。攻撃のカードを次々と変えるが、流れは変わらない。筑波大は後半24分、再三、左サイドで起点となってチャンスメイクしていた西澤の左クロスを中野がダイビングヘッドでゴールに流し込み、均衡を破った。

 中野は天皇杯3戦連発となる今大会4ゴール目。直後の後半25分、アシストの西澤に代わって三笘がそのまま左サイドに入った。その後も試合は筑波大のペース。後半29分にはカウンターから戸嶋のスルーパスに反応した中野がフィニッシュまで持ち込むが、左足のシュートはDFがブロック。それでも同34分、エースが試合を決定づける2点目を奪った。

 パスをつないで福岡守備陣を翻弄する筑波大は右サイドに流れたボールにMF浅岡大貴(4年=JFAアカデミー福島U18)が追いつき、MF会津雄生(3年=柏U-18) とのワンツーから右サイドをえぐってグラウンダーのクロス。ファーサイドに抜けてきたボールに体を投げ出した中野がダイビングヘッドで押し込んだ。

 エースの中野はこれでJクラブ相手に天皇杯3戦5発。2-0とリードを広げた筑波大は後半36分、戸嶋に代えてMF鈴木徳真(3年=前橋育英高)を投入した。福岡は後半44分にFW石津大介のゴールで1点を返すが、反撃もここまで。そのまま2-1で逃げ切った筑波大が4回戦進出を決め、大学勢としては09年度大会の明治大以来、8年ぶりとなる16強入りを果たした。

(取材・文 西山紘平)
●第97回天皇杯特設ページ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください