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U-20W杯落選の悔しさ糧に…MF針谷岳晃「結果を残さないといけない」

ゲキサカ / 2017年7月15日 1時42分

ボールキープするU-20日本代表MF針谷岳晃

[7.14 練習試合 U-20日本代表2-2ユニバーシアード日本代表]

 U-20W杯メンバーには選出されなかった。だが、そこで自分の実力をしっかりと受け止めたMF針谷岳晃(磐田)は、東京五輪に向けて新たなスタートを切った。

 3月と4月に行われた国内合宿でメンバーに名を連ねた針谷だったが、5月2日に発表されたU-20W杯メンバーの中に名前はなかった。当然「悔しかった」。しかし、そこで下を向くのではなく、「でもそれが自分の実力なので、しっかりと受け止めてチームでやれることをやってきた」と磐田で自身を成長させ、AFC U-23選手権予選に臨むメンバー入りを果たした。

 ユニバ代表との練習試合では後半からボランチの一角に入って、攻撃のタクトを振るった。時おり効果的な縦パスを配球して攻撃をスピードアップさせるなど、「自分の持ち味を少しは出せたとは思う」と振り返りつつも、「ただ、そういうプレーは数回しかできなかったので、パフォーマンスには満足していない」と厳しい口調で語る。

 3年後に東京で行われる五輪は当然見据えており、「日本で開催されるし、より注目されると思うので、試合に絡んで結果を残せればサッカー人生を大きく左右すると思う」と意気込みを示しながらも、まずは直後に訪れるAFC U-23選手権予選に集中する。「チームの勝利を優先させつつ、結果を残さないといけないと思っているので、そこにはこだわっていきたい」と自身初となるアジア予選に向けて意気込みを示した。

(取材・文 折戸岳彦)

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