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早稲田大が6連覇!!相馬勇紀がCKから3アシストの大活躍、慶大に5発勝利

ゲキサカ / 2017年7月15日 22時17分

早大が“クラシコ”6連覇を遂げた

[7.15 第68回早慶サッカー定期戦 早稲田大5-1慶應義塾大 等々力]

 第68回早慶サッカー定期戦が15日に等々力陸上競技場で行われた。1万3880人の観客が集まった熱戦は、早稲田大がFW飯泉涼矢(4年=三菱養和SCユース)の2得点とMF相馬勇紀(3年=三菱養和SCユース)の3アシストの活躍で慶應義塾大に5-1で勝利し、6連覇を遂げた。

 今季の関東1部で降格圏の11位に沈む慶大と、同2部で昇格圏の2位につける早大の定期戦。ここまでの戦績では、35勝14敗18分と大きく勝ち越している早大だが、U-20日本代表に選出されている影響でGK小島亨介(3年=名古屋U18)に加え、ユニバーシアード日本代表に選出されているため、主将のDF鈴木準弥(4年=清水ユース)を欠いて臨んだ。

 立ち上がりから試合は動いた。前半6分、早稲田大が左サイド遠めの位置でのFKを得る。MF相馬勇紀(3年=三菱養和SCユース)が蹴り入れたボールにDF沼崎和弥(2年=暁星高)に競り勝ったFW飯泉涼矢(4年=三菱養和SCユース)が頭で合わせるも、GK上田朝都(2年=横浜FMユース)に弾かれた。

 それでもここで得た右CKから得点が生まれる。相馬の右CKからゴール正面で頭ひとつ抜け出た飯泉がヘディングシュート。GK上田が必死に右手を伸ばすも届かず、ゴールネットを揺らした。早大が1-0と先制した。

 しかし直後に慶大が同点弾。自陣内ハーフウェーライン手前でこぼれを拾ったMF渡辺夏彦(4年=國學院久我山高)が胸トラップで前へボールを押し出し、ドリブルで一気に駆け上がる。左へ持ち込み、相手三枚が正面に構えるなかで右へ切り返すとPA正面で右足を一閃。グラウンダー気味のシュートはポスト左の内側を叩き、ゴールへ吸い込まれた。慶大が1-1に追いついた。

 その後は一進一退の攻防が続くが、前半18分に再び早大がリードに成功。敵陣で飯泉がこぼれを拾い、右サイドへ展開。開いた相馬の横パスを受けたDF安田壱成(4年=仙台ユース)がためをつくり、縦へスルーパス。フリーで抜けたFW石川大貴(4年=名古屋U18)が対角へシュートを決めた。2-1に突き放す。

 さらに攻撃の手を緩めない早大は前半35分に3点目。右サイドスローインからのボールは一度DF北城俊幸(2年=青森山田高)にカットされるが、これを奪い返してカウンター。名古屋内定MF秋山陽介(4年=流通経済大柏高)から受けたMF鈴木裕也(4年=武南高)がPA右へドリブルで切れ込み、マイナス気味のクロスを入れる。ファーに飛び込んだ飯泉が右足アウトにかけたボレーを叩き込んだ。飯泉のこの日2点目で3-1と差を広げた。

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