前後半でシステムを変えたドルトムント、欠場の香川は「自分に当てはめながら見ていた」
ゲキサカ / 2017年7月20日 16時45分
[7.15 Jリーグワールドチャレンジ2017 浦和2-3ドルトムント 埼玉]
ドルトムントのMF香川真司はベンチ入りしたものの、前日会見で明かしたように試合には出場しなかった。3-2で逆転勝利をおさめたチームについては「まだまだこれからだと思う。去年のメンバーを中心に、去年をベースにやっていた」と指摘。今季からピーター・ボス新監督が就任し、実戦は2試合目だったが、「動きの質やコンビネーションはもっともっと練習しないといけない」と、発展途上にあると感じたようだ。
中盤にアンカーを置く4-3-3でスタートしたチームは後半から3-4-3にシステムを変更。香川自身、インサイドハーフかシャドーストライカー、あるいはセンターハーフでの起用もあり得る。「自分に当てはめながら見ていた。いろんなポジションで準備しているし、ポジションによって求められることも変わる。どういうプレーができるか常に考えていた」と、自分がピッチに立った状況をイメージしながら戦況を見つめていた。
現役時代にJリーグでのプレー経験もあるボス監督とは「最初の挨拶だけ日本語」だったそうで、「日本でやっていたので、日本のことも理解している。そういうことはポジティブに受け止めながら、1対1の信頼関係も大事だけど、チームとして監督と一つの方向に向かっていければ」と前向き。「監督のビジョンは好きだし、これからが楽しみ」と笑みをこぼした。
6月7日のW杯アジア最終予選・シリア戦で脱臼した左肩は順調に回復しているが、前日練習も別メニュー調整だった。「ドクターと話し合いながら、アジアツアーが終わって、2次キャンプあたりで部分合流できれば」と、今後のプランを明かす香川。8月18日開幕のブンデスリーガ、そして8月31日のW杯アジア最終予選、9月5日の同オーストラリア戦に向け、「ドルトムントでしっかりやることが代表にもつながる。両方にいい状態で臨めるように準備したい」と意気込んだ。
(取材・文 西山紘平)
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